2009年9月27日日曜日

ライグラス発芽!

暖かい陽気が続いて、水曜日に種まきしてから4日目で発芽しました。

 
 
  
←写真をクリックして拡大するとわかるかな?
  根もとが茶色くて先っぽが緑色です。
  
 
 
相変わらず、ハトはせっせと食事をしており、だいぶ食べられてしまった感じはありますが、残った種はけなげに発芽しております。
  
 
 
 
←今回は養生せずに発芽を見守ります。
 モチロン自由に入っていただいていいのです。
 
 
 
 
ただちょっと自転車で走り回るのはやめてほしいかなぁ…。自転車なら、もっと走りやすいところがあると思うんだよね。 

2009年9月26日土曜日

今日の市民公園

朝晩はすっかり秋めいてきたものの、日中は半袖で十分くらいの日差しが降り注いでいます。
ここ数日のこの陽気は、ティフトンの最後の“ひと伸び”の助けになってくれているでしょうか?

今日は散水のみ。
機材が増えて手狭になった倉庫の整理もやってきました。

ハトはせっせと食事中です(-_-)

2009年9月25日金曜日

鳥取方式

今年はティフトンのポット苗を使った、いわゆる“鳥取方式”による校庭芝生化がたくさんおこなわれています。ブームのきっかけとなった、昨年12月2日にテレビ朝日「報道ステーション」で放送されたVTRが、ホームページから見られますのでご案内します(「子供も地域も変わる!常識変える“格安の芝”」)。
http://www.tv-asahi.co.jp/dap/bangumi/hst/feature/detail.php?news_id=5488
このアドレスをクリックしてください。

以前に本ブログでもご案内しましたが、その後いったんなくなって、また復活したようです。
放送をごらんになった人のこのブログへのアクセスが集中して、一日のカウント最高の800回超を記録した日です。

けっして“魔法の芝生”ではありませんので、その点お間違いなく。

2009年9月23日水曜日

ライグラスの種をまきました

連休最後の日。
今日はほぼ1日かけて、エアレーション→冬芝(寒地型芝草)ライグラスの種まき→施肥→散水、をおこないました。
 
 
 
 
←これがエアレーションの機械(ピンスパイク)です。芝刈り機で引いている白い箱の中に“手裏剣”状の刃が入っていて、グサグサと地面を突き刺します。
 
  
 
 
←ほぼ2時間かけて、全体を4回エアレーションしました。
  
  
 
 
 

 
 
←その後、ライグラスの種を約30g/㎡まきます。
 うまく耕したところに種が落ちてくれると発芽率が高まります。
   
   
 


←これがペレニアルライグラスの種です。
 (公園のハトも大好きです)
 
 
 
 
 
 
 
←そして小さめの3連ピンスパイクで、種をすり込むように、小さいアナをたくさん開けています。
 
  
 
このあと、肥料をまいて、散水して終わりです。
おそらく、4~5日で発芽するでしょう。
本来は、夏芝ティフトンの成長が止まる秋から冬に、ティフトンを守ってくれて鮮やかな緑色を呈するライグラスですが、まだ芝生化途上のむさしの市民公園にとっては、当面の芝生らしさを提供してくれることでしょう。

2009年9月22日火曜日

国民の休日

本日は、祝日と祝日にはさまれた「国民の休日」。
こう休みが続くと、それぞれ何の日だったか忘れてしまいますね。
 
  
 
 
 
 
 
  
  
  
  
  
 
  
       
連休中も、ファングリーンサポートメンバーの手で、毎日散水をおこなっています。
キャッチボールやサッカーの練習をしている親子連れがいました。
イチローばりのダイビングキャッチをしている子どもをみて「やっぱ芝生だよなぁ」と思いを強くしました。

2009年9月21日月曜日

ファングリーン通信No.11


7月20日のポット苗植え付け作業後の様子をご紹介します。
近隣の方々にはポスティング致しますが、ファイルでご入り用の方はご連絡下さいませ。

2009年9月20日日曜日

強風の市民公園

 
 
 
 
 
 
  
 
 
 
 
 
 
    
房総半島沖を北上する台風14号に吹き込む強い西風で、スプリンクラー散水が均等にまけません。
ちょこちょこと場所を動かして、なるべく“まきムラ”ができないように気をつかいます。
今週中に冬芝ライグラスの播種をすることにしました。

2009年9月19日土曜日

むさしの市民公園オープン!

ポット苗植からちょうど2ヶ月。お待たせしました。
本日養生柵をはずしました。

まだまだ十分でないところもありますが、どうぞ芝生の感触を楽しんでください。
  

 
←芝刈り後、ロープをはずして散水したところ、ちょうど近くの保育園児がお散歩に来ました。
 
 
  

 

最初は、保育士に「ぬれちゃうから近くに行っちゃダメよぉ~!」と言われていましたが…、



 
 
←そのうちに、みんなで走り回っていました(^^)/
 

2009年9月13日日曜日

今日の市民公園


植え付け後、約7週間目の市民公園です。
この角度で見ると、“イイカンジ”ですが、近寄ってみるとまだまだの部分が多いです。
今日は、芝刈りと肥料をまきました。
通常よりも、やや短めの散布間隔で、9月中に最大限伸ばそうというたくらみです。
成長は十分ではありませんが、19日(土)に養生柵を撤去する予定です。

2009年9月11日金曜日

東大和市立第七小学校

7月8日に試験的に50㎡の範囲にポット苗を植えた東大和市立第七小学校です。

植え付けの際にはNPOファングリーンがおじゃまして、ポット苗の納入と植え付け指導を行いました。
その後、養生期間を経て、ちょうど2ヶ月後の9月8日に芝生開きが行われました。





←まずは芝生を前にして、校長先生のお話です。
たった50㎡なんです。でも芝生の気持ちよさを感じてもらって、来年度以降の本格実施に向けて、モチベーションが高まることを祈っています。






←最初はおそるおそる…。
そのうち元気!に遊び回る子どもたちです。





今後は、引き続きNPOファングリーンのアドバイスのもと、芝刈り・施肥・冬芝の種まきを行う予定です。

2009年9月10日木曜日

9月はじめの市民公園

9月5日のむさしの市民公園の様子です。この角度から見ると大分緑にはなっていますが、高いところ、例えば市役所の上の方の階から見ると、まだまだ緑の芝草と白茶けた地面とが混じり合ったまだら模様です。
8月31日のエントリーでも書きましたように、8月の日照時間不足の影響か、当初の見込みよりも大分生育が遅れている状態です。

計画では9月の初めには使用を開始する予定でしたが、公園を管轄する緑化環境センターさんに状況をご説明し、9月中旬まで養生延長して頂くことになりました。


私達としても、本当は一日も早く市民の皆さんや子ども達に使ってもらいたいと願っているのです。(そうした子ども達の姿を眺めるのが私達の最大の楽しみなの ですから。) ですが、今使い始めてしまうと、十分に層を形成していない匍匐茎が擦り切れてしまいますので、ここはもう少し、利用者の市民の皆さんにもお待ちいただきたいと思います。私達としてもがまんです。


まだまだ胸をはって「芝生です」とは言い難い市民公園ですが、それでも、ほんの半年前はこんな様子だったことを思えば、大きな進歩と言えるのではないでしょうか?当時はほんの少しの風でも埃が舞い上がる、「いったいどこの荒野?」といった、ひどい状態でした。
(2009年4月の公園北半分の様子)




その後、7月20日のイベントで皆さんと一緒にポット苗を植え付け…..







サポートメンバーの皆さんとファングリーンメンバーとで徹底的に散水し、肥料をやり…..
(植え付けイベントに参加して下さった方の何名かがサポートメンバーとして加わって下さいました!)





こんな様子になりました。

9月の終わりから10月にかけて、「ペレニアルライグラス」という冬芝の種を播きます。これが発芽してある程度育つと、一旦は一面緑の美しい芝生になる予定です。

写真奥(養生柵の外)で寝ころんで気持ちよさそうに日光浴をしている方が見えますが、土の公園では考えられないですよね。

ただ、冬芝とはいっても、ベースとなるティフトンの層まだ十分厚くなっていないため踏まれることに弱く、春までの間にかなりのダメージが出てしまう可能性が 高いです。気候や使用頻度にもよりますが、2月頃までには土がむき出しになってしまう部分もかなりあるだろうと思われます。

そこで来年の春、3月頃にもう一度冬芝の種をまき、梅雨入り前にもう一度ポット苗を植え付け、今年と同様雨の降らない日はひたすら散水します。そのようにして、大体2シーズン掛けて芝生を育てていくのが、ポット芝を使った芝生の標準的なスケジュールです。

良く言われるのですが.....「『鳥取方式』のポット芝だから養生もいらず、安価で手間もかからず、成長力が高いからすぐに芝が出来る」というのは迷信です。

どうか皆さん、長い目で温かく見守って頂けますよう、お願いいたします。

そして是非、見守るだけでなく、この緑を育てる活動にご参加頂くことを考えて頂ければと思います。

公園で作業をしているとよく、「大変ですね~」「頑張っておられますね~」といった声を掛けて頂きます。確かにそういう側面もないではないですが、それよりも、こうした変化に直接関わり、幅広い利用者の方に喜んで頂けることは、大きな喜びでもあるのです。

2009年9月8日火曜日

教育委員会

今年は、このブログのおかげでいろんなところから声をかけていただいています。

すでに紹介しているように、小学校校庭のポット苗による芝生化に当たっては、3校のお手伝いをさせていただきました。
東大和市の小学校では、来年度の本格芝生化へ向けて試験的な造成をおこなっており、ティフトンポット苗の植え付け以降、施肥・WOSを含めた管理方法についてもアドバイスをさせていただいています。

先日は、都内某自治体の教育委員会からご連絡をいただき、「廃校になった小学校の校庭を開放しているが、来年度以降そこを芝生化してみたいという考えがある」とのことで、「経験を聞かせて欲しい」との依頼がありました。
訪問して、NPOファングリーンが実施してきた芝生化について、考え方や作業量などをお話ししました。この次は、利用者の方々に「話題提供」のような形で、芝生化のお話しをすることも予定されています。

このように、自治体によっては積極的なところがある一方、これだけ話題になってきているのに、全く動きのないところもありますね。
“お金のかけどころ”をわかって欲しいなぁと思います。

2009年9月6日日曜日

土曜日の市民公園

土~日と快晴!

風は秋風になっているものの、日差しは夏のようでした。
ティフトンが喜んでます!

土曜日は、乗用芝刈り機を使っての芝刈りと、散水を行いました。
プロに来てもらって、代わる代わる運転教習も。
安全には気をつけなければなりませんが、運転そのものはラクチンです。




←砂ごと巻き上げるので、ホコリがすごい。
もう少し、芝生が全体を覆えばおさまると思うのですが。









←47日目(6週間と5日目)の定点観測です。






作業後にいったん養生柵を撤去しました。
日曜日の早朝に、少年野球の開会式が行われるとのこと。

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日曜日、開会式終了後にまた養生柵をたてさせてもらいました。
9月中旬(連休前)にはオープンする予定にしています。
もう少しお待ち下さい。

2009年9月3日木曜日

ファングリーン通信No.10


アップが遅くなりました。
ファングリーン通信10号をお届けします。7月20日のむさしの市民公園ポット苗植え付けイベントのご報告です。
PDFファイルでもお配りしておりますので、ご入り用の方はご連絡ください。(web.fun.green●gmail.com)←●を@に直して入力してください

2009年9月1日火曜日

日照時間

ちまたでは、「今年の夏は日照時間が短い」と言われています。
ファングリーンでは、散水をこまめにしたり、肥料をキッチリ散布したりと、いろいろ工夫した作業を行っていますが、むさしの市民公園のポット芝たちの成育が今ひとつなのは、7月20日の植え付け後の日照時間が短いこともその大きな理由だと考えていました。

では、実際にどのくらい日照時間が短かったのか、また降水量はどうだったのか、検証してみることにしました。データは気象庁のホームページを利用し、むさしの市民公園に比較的近い「練馬」のアメダスデータを旬別(10日ごと)にまとめてみました。

まず降水量についてです。

7月下旬  47.5mm(平年値64.1mm)
8月上旬 99.5mm(  〃 56.6mm)
8月中旬 1.0mm(  〃 49.2mm) 
8月下旬 98.0mm(  〃 60.7mm)


この数字を見ると、7月下旬は、梅雨明けが早かったために、それほど雨が多かったわけではなさそうです。8月上旬は平年以上に降雨があり、その一方で8月中旬はほとんど雨が降っていないことがわかります。8月下旬の98mmも、30~31日の台風11号に伴う降雨(計97.5mm)がそのほとんどです。
非常に雨の降り方が偏っていたようですね。

日照時間についてですが、

7月下旬 36.9時間(平年値57.6時間)←平年の64%
8月上旬 15.1時間(  〃 51.5時間)←平年の29%
8月中旬 58.8時間(  〃 50.7時間)←平年の116%
8月下旬 48.6時間(  〃 54.2時間)←平年の90%

これを見ると、ポット苗植え付け直後から日照時間が平年より少なく、特に例年ならギラギラと太陽が輝く頃に、極端に日照時間が少なかったことがわかります。

ティフトンという芝草は、成長力が旺盛な分、太陽の光が必要だと言われています。どうやら、この日照時間の短さが、少なからずむさしの市民公園のポット苗の成育に影響を与えていると言えそうです。