2009年10月31日土曜日

今日の市民公園

今日は早朝から芝刈りをおこないました。

向こう側に見える白テントは、“菊花展”です。

終わった直後は、親子連れがキャッチボールやサッカーをやっていました。写真に写っているのは偶然お会いした事務局の知り合いですが、決してヤラセではありません(笑)。


お昼前頃は、サッカーチームが練習していました。帯同されていた保護者にファングリーン通信を配布して、活動をPRしました。あの時のおかあさん方、ご覧になっていますか?
写真で見るとよくわかりますが、むさしの市民公園も南側の記念植樹による日陰がすごいんですよね。なので、南側は夏芝ティフトンの成育がとても悪いです。

2009年10月30日金曜日

味の素スタジアム

東京の方ならよくご存じの、JリーグFC東京のホームグラウンド「味の素スタジアム」です。
6月に天然芝の全面張り替え工事と、スプリンクラー工事がありました。
スプリンクラーは、以前は大型のレインガンタイプのものがピッチ4辺の中央部分に計4機設置されていて、散水をおこなっていましたが、そのタイプは一気に大量の水がまけるのが利点ですが、逆に“まきむら”が多くなってしまう欠点があります。特に風の強い日は結局人がコントロールしなければなりません。
均一にまけないと、芝生が均一に育ってくれませんからね。
改修後のスプリンクラーは小型のポップアップ式のものがピッチ内に埋め込んであります。小さいので、目で見て探そうと思っても見つからないくらい…。プレーへの影響もほとんどありません。今は、校庭芝生化もこのタイプが主流ですね。
  

今の時期は、ライグラスが育って、緑がホント鮮やかです。

  でも、味の素スタジアムも、日照条件が悪くてグランドキーパーが苦労しているようです。 アウェイ側観客席(南側)の屋根のために、日照条件がピッチ内で均一ではありません。
思い切って、アウェイ側の屋根を取ってしまえばいいのに…(どうせ相手側なんだから)なんて。

ちなみに国立競技場は、屋根がメインスタンドにしかないので日当たりはよいです。秩父宮ラグビー場も屋根はメインと一部バックスタンドだけなので影響は少ないのですが、行った方はよくご存じの、南側に高くそびえるオフィスルビルのためにこれまた日照条件がきわめて悪いです。

観客にしてみれば、雨でも快適な屋根付き観客席の方が良いし、なるべく観客席がピッチに近い方が迫力あって良いのですが、芝生にとっては、日差しをさえぎることになってしまうんですね。
こんなことも、自分が芝生に関わるようになっての発見でした。

2009年10月29日木曜日

幼稚園庭の芝生化!

最初に感想を言ってしまいますが、小学校の校庭芝生化も大切だけど、幼稚園や保育園の子たちにとって、芝生って大切なんじゃないかなぁと思いました。
幼稚園で芝生が当たり前で育った子どもや保護者が、小学校の芝生を育ててくれると思うのです。

今夏、園庭を芝生化した、府中白糸台幼稚園(東京都府中市)です。

夕方訪問したので、画面が暗くてすみません。

少し前に運動会が終わった時期で、入り口付近や観覧席のあたりの芝生はかなりすり切れていました。
聞くところによると、園児数が500名!そうすると、運動会を見に来た両親が1,000名、当然おじいちゃんおばあちゃんも来るだろうから、ふた親の祖父母で2,000名
えぇ?するとむさしの市民公園とほぼおなじ面積の芝生地に3,500名が入ったの?と驚いたのですが、まあそんな全員来ることもないでしょうが、ともかくすごい人数が集まったと推察されます。


運動会後に播種したライグラスが発芽し始めています。

園舎側から見た様子です。

でも、すり切れたって直せばよいのですから、園児にはどんどん走り回ってもらって、親御さんたちもたくさん見に来てもらって、どんどん芝生を踏みつけて(芝生の感触を味わって)もらえば良いんですよね。

2009年10月27日火曜日

小金井市立小金井第二小学校

昨年夏の芝生造成の時からなんどもおじゃましている、小金井第二小学校の校庭を見学してきました。

驚いたのは、養生期間をまったくとらずにここまできているということ。
ふつうの校庭だと、ライグラスの播種後の一定期間や運動会後など、必ず立ち入り禁止にしていますよね。


 
 
←それでもこの状態。
 NPOファングリーンも目指す「使ってナンボ」の理想型かも知れません。
 
 


もちろん養生期間をとれば、それなりに芝生にとってはよいのだと思いますが、なくても適切な管理をしていれば、このくらいは維持できているっていう見本です。

 
 
←でも日照条件は気になります。
10月下旬の正午でこの日陰です。こればっかりはどうしようもありませんね。
 
  
 
 
 
 
←授業中で、子どもたちが遊んでいる様子は見られませんでしたが、平日はモチロン、週末もラグビー、サッカー、野球とフル回転だそうです。
こんなすてきな校庭で遊べるなんてうらやましいなぁ。
 
 
 
 
   
事務局の子どもが小学生のウチに、地元の小学校は芝生になるのだろうか…
 
  

2009年10月25日日曜日

20,000カウント:キリ番

昨日土曜のお昼過ぎに、ちょうど20,000カウントのキリ番をゲットしたからメールをいただきました。

東海地方の団体の方で、地域の小学校の芝生化を目指して活動されているとか…。
もちろん面識はまったくありませんが、このブログをご覧いただいて、方法はいろいろかもしれませんが、芝生の良さを感じて、同じ目的で活動されている方がいらっしゃるというのは、心強いですね。

これからも情報交換をお願い致します。

また、このブログをご覧いただいていて、各地で活動されている方々もメール下さいね。事務局も、芝生化活動に興味をもってまだ3年目の若輩者なのです

2009年10月24日土曜日

ハト

このブログでもなんどか書いていますが、むさしの市民公園芝生化の障害のひとつが“鳩”なのです。

せっかくまいたライグラスの種をせっせと食べてくれています。

 
 
 
←追っ払っても追っ払ってもムリ
 
 
 


月曜日に2回目の播種をしたライグラスが、ほとんど食べられてしまった感じがしました。
本日、わずかに発芽を確認しましたが、それ以外に種が見あたらないのです(T_T)



 
 
←今日は施肥と散水をしました。
 
 
 



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そしてさらに悲しいことが…、


 
 
 
←猫のおしっこあとかと思ったのですが、よく見ると中央部分は焼けこげています。
  



 
わざとではないことを祈ります。
  

2009年10月23日金曜日

府中市立府中第二小学校

時間をつくって、近隣の校庭芝生化の現状を見学しています。

芝生管理会社の方に同行していただいて、今夏芝生化されたばかりの、府中市の府中第二小学校を見てきました。


できたばかりなので、すごくきれい。オーバーシーディングされたライグラスの緑がイイカンジです。

固いボールでサッカーをやっている上級生は靴を履いたままですが、低学年の子どもたちは裸足。チクチクしない芝生なので、きもちよさそう!

女の子たちはまったりとおしゃべり。




2009年10月22日木曜日

もうすぐ2万カウント!

昨年5月に始めたこのブログですが、今年の4月末に来訪者1万カウントになりました。

本日のカウンターを見ると、いよいよ19,900カウントを超えましたので、明日か明後日あたりには2万カウントになりそうです。
1から10,000カウントまではほぼ1年でしたが、10,000から20,000までは半年ですね。
いつもごらんいただいて、ありがとうございます。

“キリ番”ゲットした方はご連絡ください(商品などはありませんケド)。

ちなみに、管理人(事務局)のアクセスはカウントされていません。

2009年10月21日水曜日

サントリーホームグラウンド

先日、ラグビートップリーグの強豪“サントリーサンゴリアス”のホームグラウンドの見学をさせていただく機会がありました。

天然芝の維持管理をやっている会社の方にご案内いただいて、グラウンドの芝生の状態を見てきました。
実は、サンゴリアスのホームページに以前こんな記述がありました。
「8月22日に開催を予定しておりました「サンゴリアスファン感謝DAYふれあいイベント2009」は、7月からの天候不順によるグラウンドコンディションの回復の遅れにより、中止することとなり、私たちも楽しい1日となるよう準備を進めてまいりましたが、芝生の生育が大幅に遅れ、ファンの皆様を府中のホームグランドにお迎えすることができなくなりました。」
気になっていましたが…。
ところがこの写真の通り!

見事な芝生が復活していました!

NPOファングリーンの活動にも参考になる、芝生育成のノウハウの一部をご教示いただきましたが、企業秘密でもあるので、ここではナイショ…。
われわれのこれからの活動にも生きてくるおいしい情報でした。

今年のサントリーサンゴリアスの強さの一端が、この芝生にあるのでしょうね。
「いい芝生があれば、いいプレーができて、いいプレーを見にお客さんが集まる」ってことにもつながりますよね。

2009年10月19日月曜日

冬芝種まき2回目

9月23日に1回目の種まきをして、施肥・水やりで育成を見守ってきました。

やはり夏芝ティフトンの成育が十分ではないところは、冬芝が発芽しても使用によってすぐにすりきれてしまうようです。
むさしの市民公園では11月8日(日)にむさしの青空市が開催されます。春の「さくらまつり」、7月上旬の「むちゅーふれあいまつり」と並んで、大勢の市民が訪れるイベントです。

今日は、2回目の全体種まきをおこないました
前回同様、エアレーションをおこなったあと、スプレッダーで播種しました。
おまつりの前になるべくいい状況にして、たくさんのひとに芝生の良さを味わって頂きたいので、この3週間は大事ですね。でも養生柵は作らないで、精一杯の維持管理作業をしていきます。



エアレーターで地面に穴を開けています。

播種後、散水をしておしまいです。
お散歩の園児たち、芝生で遊べなくてごめんなさい。


2009年10月18日日曜日

これぞ秋晴れ!

前夜の雨で、空気中のホコリが落ちてしまったようで、今日は一日中“抜けるような”青空でした。

今日は芝刈りをして、サッパリとした市民公園です。


ちょうど誰もいないところを写してしまいましたが、野球小僧やサッカー親子など、芝刈りが終わるのを待っていたかのように遊んでいましたよ。
むやみに走り回ったり、遊び疲れてバタッと倒れてそのまま寝っ転がっている子など、今までのダスト舗装ではみられなかった子どもたちがいますね。


2009年10月17日土曜日

少年サッカー

ポット苗の植え付けの時に、ユニフォーム姿でお手伝い頂いた“FCハナロ”が練習しています。


 
 

芝生化される前には、もうもうとした土けむりが舞い上がる中を練習していたんですよね。
 
 
 









 
 
 
北側の木がいっぱい落ち葉を落としてくれます。
明日は落ち葉そうじをせねば。
 
 
 
 

2009年10月16日金曜日

広いスペース+芝生=自然に体を動かしたくなる



10月12日体育の日の市民公園の様子です。

7月20日に120名の参加者とともにポット芝を植え付けてから約2ヶ月半で、これだけの芝生になりました。(7月20日の記事) 

そのとき植え付けに参加して頂いた方から「まさかこんなキレイな芝生になるなんて....本当の事を言うと、あの時は半信半疑でした。素晴らしい公園になりましたね。」という嬉しい感想を頂きました。


ちなみに、ほぼ同じアングルから見た、芝生化以前の市民公園の様子が左の写真です。手前部分もまだ芝生ではなく、ひざまでの高さの草がボウボウに生えた藪になっていました。

サッカーや野球は奥の土の部分で行われていましたが、走り回れば足下からは砂埃が舞い上がり、転べばまず間違いなく擦り傷です。「利用者が多いので芝生は無理だろう」と言われていました。



最近、散水や芝刈りの作業中に、親子連れの公園利用者の方、ベンチで休憩中の方から「見違えるようにキレイになりましたね」「気持ちのいい公園になりましたね」と声を掛けて頂くことが、以前よりも増えたように感じます。やっぱり、一部だけの芝生よりも、より広い面積の芝生の方が、気持ちよさも見た目の美しさも、印象が強いのでしょうね。



公園の利用の仕方も変わり始めているように感じます。


以前は、市民公園でよく見る遊び方としては、土の上での野球、サッカー、キャッチボール、自転車で走り回る、だったのが、フリスビーやバトミントンをする親子連れ、芝生に腰をおろしてくつろぐ少年少女の姿をよく目にするようになりました。オープンスペースの主な利用者といえば小学生男子だったのが、小さい子ども連れの親子や、女の子の姿が以前よりも増えている気がします。

足下から砂埃が舞い上がる砂と土の上と、みずみずしい芝生の上では
バトミントンの気持ちよさも違ってきますよね。

「運動していい場所」ではなく、「思わず体を動かしたくなる場所」、それが広々とした芝生の広場の持つ意義だと思います。

このような「体を動かす気持ちよさ」を感じられるスペースが、ここ市民公園以外にも、町のあちこちにあって、すべての市民が気軽に歩いて行けるような場所にあったら、子ども達も大人達も、地域のあり方もずいぶんと変わってくるのではないでしょうか。

さらに、そんな芝生の世話を、地域の市民や利用者が楽しみながら無理のない範囲で参加して行い、行政や私たちのようなNPO、あるいは民間企業や専門家がそれを支えている。

本当に豊かなまちのあり方というのは、そんなつながりのなかにあるのではないかという気がします。

2009年10月13日火曜日

三連休の最後の日

三連休の後半は、とてもよい秋晴れに恵まれました。



サポートメンバーも集まって、肥料散布をおこないました。


 
夕方、再びとおりかかると、家族連れや、少年たちなど大勢が思い思いの過ごし方をしております。
「ん~、利用されてるなぁ(ニンマリ)」…とひとりごちる。

2009年10月11日日曜日

日曜日の市民公園

朝からピーカン!気持ちのいい連休中日のむさしの市民公園です。

実は、施肥をしようと市民公園に行ったのですが、ちょうど市民体育大会ラジオ体操大会をやっていました。
来賓として武蔵野市長があいさつをしていたのですが、良い天気のことを話したあと「皆さんの足元をご覧下さい。この芝生はNPOのファングリーンが…」と芝生と我々の紹介をしてくれました。
続いてあいさつした、地元選出の都議会議員も「この芝生を植えたときは私も少しお手伝いを…」と。
たまたま居合わせた事務局に気をつかったわけではなさそうですけど(笑)、芝生をPRしてくれてほめていただいて、ちょっといい気分になりました。





ラジオ体操なんて、こんな良い天気で芝生の上でやったら気持ちよいですよね。思わず事務局も一緒に体を動かしていました。

2009年10月10日土曜日

土曜日の市民公園

台風が木曜日に通り過ぎて、ものすごい量の小枝と落ち葉が散乱していたむさしの市民公園でした。

まずは、作業前に枝と石拾いから。バケツ2杯分の枝が集まりました。
そして乗用芝刈り機で作業。30分で終わってしまうので、ラクチンです。

でも終わった後は…。


山盛りの落ち葉が集まりました。



芝刈りが終わるのを待っていた親子連れがサッカーで遊んでいます。

真ん中を斜めに横切る、昔の自転車道のところの南北端に、コーンと立て札を立てました。
芝生が植わってからも、このラインを通過する自転車が多く、わだちができて芝生の痛みがここだけ激しくなってしまっています。
申し訳ありませんが、自転車の方は少し遠回りをして、芝生の外側を通っていただけるようにお願い致します<(_ _)>

2009年10月7日水曜日

雨の中の市民公園

台風と秋雨前線の影響で、朝から断続的に強い雨が降っているむさしの市民公園です。

今日は、武蔵野市役所でファングリーン通信を配布しつつ、芝生化の反応を聞いてきました。
何人もの職員から「驚きましたよ~!芝生、良くなりましたねぇ」と声をかけていただき、ちょっと気分が良くなった事務局でした。

2009年10月4日日曜日

ライグラス初刈り

今週はずっと雨で、先週水曜日にまいたライグラスが成長しているのをやきもきしてみていました。
はやく芝刈りをしたかったのです。
今朝、ファングリーンメンバーが芝刈りをおこないました。
芝を刈った直後は、ダークライト(芝を刈ったあとの明暗の縞模様)がハッキリと見えて、きれいだったそうです。
夏芝ティフトンの上に、冬芝ライグラスの緑が映えて、すっごくきれいに見えます。
ぜひお近くの皆さんには、実物をご覧いただきたいものです。

ほら。ごろごろできるのは芝生ならではですよね。うれしいなぁ。

2009年10月1日木曜日

小平市立小平十三小学校

昨日、9月30日の朝日新聞朝刊(地方版)記事です。
小平十三小学校が紹介されていました(画像をクリックすると拡大します)。



一昨年は校庭周囲のポット苗植え付けのお手伝いに、昨年は大規模な芝生敷設工事(ビッグロール)の見学に行ってきた小学校ですので、ファングリーンとしてとても親近感があります。

ここでは、FC東京という強力なサポートがありますが、その地域地域で、地元の陸上競技場などを手がけるプログランドキーパーなどが、校庭芝生化をサポートする体制ができれば、と思います。
モチロン、NPOファングリーンはその担い手です。

この記事は朝日新聞のホームページにも掲載されています。