2010年10月31日日曜日

市民公園と武蔵野陸上競技場

台風一過…とはいかず、霧雨のむさしの市民公園です。
      
芝刈りをやろうとしましたが、一部ににぬかるんでいるところがあったため、断念しました。
ぬかるんでいるのは、明らかに凹になっているところで、それ以外の大部分は、膝をついても大丈夫なくらいの乾き加減です。
「芝生だと明け方まで雨が降っていても運動会ができる」と言われますが、その通りだと思います。
     
さて、今日の武蔵野ラグビースクールは、本拠「武蔵野陸上競技場」に、杉並ラグビースクール、東村山ラグビースクール、杉並ラグビースクールを招いて、親善試合です。
            
試合もさることながら、ついまた気になってしまったのが、芝生への入り口。
       
こんなふうに、トラックを横切ってビニール(これが、雨で滑りやすい)が敷かれて、その上を通ってグラウンドに入るようになっています。
        
とうぜんながら、この道を全員が往復通るわけです。
     
すると、グラウンドへの入り口(ちょうどセンターライン付近で、観客席からイチバン目立つところ)がこんなふうにハゲハゲになってしまうわけです。
         
たとえば、入り口を3ヶ所にして、両側22mライン付近にも入り口をつくれば、単純に、踏圧が3分の1になるんだけどなぁ。
グランドの芝生は、前日の豪雨の中で大学ラグビーが2試合おこなわれていたにしては、かなり良い状態だったので、よけいにもったいないカンジがしました。

2010年10月27日水曜日

菊花展

いつも作業をサポートしてもらっている、地元サッカーチーム「FCハナロ」が練習していました。
子どもたちが芝生にどんな感想をもったか、動きはどんなだったか、聞いてみようと思います。
  
   
さて、この写真の奥の方に、よしずをはったテントが並んでいるのがわかると思います。明日から11月3日まで開催される菊花展の準備です。
今日作業をしたメンバーからの報告によれば、芝生の上にテントが立てられているとのこと。
    
去年までは芝生の外に立ててあったテントですけど、「芝生の上はキモチが良いから」とかの理由で、わざわざ芝生の上に立ててくれたのであれば大歓迎です。おそらく、菊の花も芝生に映えることでしょう。
  
でも、なんの思慮も配慮もなく、テントの場所を決めてしまっていたとしたら……、悲しいものがあります。そうでないことを切に願います。

2010年10月24日日曜日

八王子市上柚木陸上競技場

本日は、子どもたちに帯同して、八王子市の上柚木陸上競技場へ行ってきました。日差しがなく、肌寒い陽気でしたが、ラグビーをやるにはちょうど良いかな?

都内西地区だけではなく、神奈川県、山梨県、長野県から計8チームの小学生が集合し第6回西関東甲信ブロックミニラグビー交流大会が開催されました。

会場となった上柚木陸上競技場は、ノシバの上にライグラスがオーバーシーディングしてある様子でした。大学ラグビーやサッカーなどでも利用される競技場ですので、成育はイマイチでしたが、使用頻度からすればまずまずなのではないと思います。

観戦する親にとっては、「芝生保護のためスタンドから観戦」を言い渡されてしまったためやや不満げ。ハイヒールでもなければ、アンツーカ部分までは入っていいのではないかなと思いました。
もしくは、芝生の上でも、同じ場所でたくさんのひとが固まらず、分散して観戦するようにすれば踏圧はかなり防げますね。あと、陸上トラックを横切ってグラウンドに入る入り口を2ヶ所にしていましたが、もっと数を増やすか幅を広くとれば、出入り口はひとが集中するので踏圧が強くなりがちですから、これも分散できます。
こんなこと、考えるひとはいないのかもしれませんが、ちょっとした工夫です。

2010年10月23日土曜日

いまがイチバンいいときかも…

9月25日にwos(ウインターオーバーシーディング)でライグラスの播種をしてから、4週間がたちました。
夏芝ティフトンのベースの上に、ライグラスの緑が映えて、いまが一年中でイチバンきれいなときです。

芝刈り前の様子です。

先週の土曜日に、せっせと黒土と混ぜて追いまきしたライグラスも、1週間でようやく芽を出しました。今回は養生していないので、成育はずっと厳しい条件ですね。

サポートメンバーT氏、ひさびさの乗車。北側は刈り高50mmで、南側は44mmです。


50mmの北側部分です。きれいだなぁ。(画像をクリックすると拡大します)
ぜひ、芝生のいいところを中心に、どんどん遊んで下さい。
  
  
今週水曜日に、11月7日ここで開催される青空市の実行委員会に代表理事が参加して、我々の活動を紹介すると共に、イベント搬出入時の芝生の利用についてお話しをしてきました。
   
トラックではなるべく芝生の上に入らないようにすると言うことでしたが、それでも、どうしてもフォークリフトが走るとのこと…。それってなんとか、ならないものでしょうか?
  
たとえば、テントは土の上で組み上げてから芝生の上に運び込むとか、入るときには、コンパネを敷いてその上だけにするとか…。すこし手間をかけるだけで、いいんですけどね。
  
前から何度も言うように、大勢の来場者の踏圧で芝生が痛むのは本望です。けど、その準備や片づけで車に踏みつぶされて荒れてしまうのは、我々の胸も痛むし、委託元の市や公園利用者にも申し訳ないと思うのです。

2010年10月17日日曜日

市民公園芝生広場オープン!

9月25日(土)のエアレーション・冬芝ライグラスの種まきから3週間たって、本日養生柵をとりはずし、芝生広場の北側約1,000㎡がオープンしました。
    
上の写真は、養生柵を取り去った芝生広場の芝刈り前の様子です。
今日はジョンディアトラクターを刈り高50mmにセットしました。
      
これが刈ったあと。ライグラスはみどりが鮮やかで美しいですねぇ。
     
さっそく数組の親子連れが、野球やバドミントンで楽しんでいました。足元に気づいてくれたかな。
     
本日はサポートメンバーなど5名で、芝刈り後に黒土にライグラスの種を混ぜて一輪車6杯分を散布しました。すべて手作業でしたので、お疲れさまでした。
     
また、わざわざ山梨県河口湖町から町内の小学校や保育園の芝生化を進めているGreen Fields of Dream さんがお越しになりました。いつもブログを拝見しているので、いきなり芝生の話題にすっと入っていけるのがよいですね。同じ志を持つ方と話をすると、とてもモチベーションが上がります。
桔梗信玄餅いただきました。みんなで分けました。






2010年10月16日土曜日

明日オープンします!

最初のライグラスの種まきから3週間たちました。
天気が良ければ、明日の午前中に養生柵をはずし、芝刈りと種の追いまきをおこないます。

お昼ごろからは、全面使って頂けますので、どうぞご利用下さい。

これからは、11月7日(日)におこなわれる年度内最後のイベント「むさしの青空市」へ向けて、維持管理作業をおこなっていきます。

2010年10月13日水曜日

2010年10月10日日曜日

むさしの市民公園 冬芝の初刈りをしました

9月25日の冬芝種まきから2週間が経過した、むさしの市民公園の芝生です。

1回目に播いた冬芝が十分成長し、2回目に播いた種も大分発芽したタイミングの今日、冬芝の初刈りを行いました。


ファングリーンメンバーでもあるプロの芝生技術者さんの指導を受けながら、普段の半分くらいのスピードで、じっくりゆっくり丁寧に刈り込んでいきます。まだまだ根も葉も弱々しい若芽なうえに、雨で地面もゆるんでいますので、芝刈り機のタイヤで痛めてしまわないように、走り出し・停止・旋回と、ひたすらていねいにゆっくりと、です。

一部まだらのように芝が薄くなっているところがありますが、もともとのティフトンの成育が悪かったところと、種まき後の雨で流れてしまったところになります。このあたりは重点的に追い蒔きをしていますので、また来週あたりにはそれなりに緑になっていることを期待します。


写真左半分が刈込み後、右半分が刈込み前の状態です。長短まちまち、フワフワに生え繁っていた芝草を刈り込むことで、緑の絨毯のような仕上がりになっていきます。


公園北側半分は現在養生中ですが、種まき・発芽後の養生をしていない南側半分はというと、左のように、たくさんの利用者さんが楽しそうに利用しておられます。

冬芝の発芽と成長は、まあ当然のことながら、養生してある部分のようには行かず、どれだけ残っているのかもよく分からない状態です。とは言え、これだけの利用者が集まっておられると言うことは、仮にこちらまで養生してしまっていたらそれだけがっかりさせてしまうことも多かったというわけです。これはこれでやっぱり養生しなくて良かったということなのかなと思います。

それにしても、全面芝生化してから親子連れの利用者さんが増えましたね。この日2時間の作業時間中だけでも何組くらいの親子連れが遊んでいたでしょうか。やっぱり芝生にすると、大人も子どもも体を動かしたくなるのですね。よく分かります。気持ちいいですもんね。これこそが芝生化の最大の効果だと思います。

北側半分も早く皆さんに使って頂きたいのですが、もう少しだけお待ち下さい。あと1週間前後、来週末かその次の週中あたりには養生を取り払って、思い切り使って頂けるようにするつもりですので、どうぞお楽しみに。

2010年10月6日水曜日

ラグビーよりもサッカーよりも

昨日のブログでは、横井章さんからのコメントにコーフンして、「ラグビーのために芝生」という論調になってしまいましたが、ホントは少し違うのです。

少年少女で、ラグビーとかサッカーとか野球とかで体を動かすことが好きな子どもは、グラウンドが芝生でも人工芝でもアンツーカでも、はては土でも、きっとそのスポーツをやると思うのです。
かけっこが速くて運動神経のいい子どもは、芝生で練習しなくてもいい記録がだせるんだろうと思います。

イチバン芝生が必要な子どもは、あんまり運動が好きじゃない子ども。どちらかと言えば、外で遊んでいるよりウチの中でゲームとかにこもりがちな子どもではないかなぁ。

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ダスト舗装の校庭の学校へ小学生を通わせる保護者からこんなことを言われたことがあります。
「ウチの小学校では、今のままでも十分校庭でよく遊んでいます。それより芝生にして、使えない期間ができてしまうことの方が問題です」と。

使えない期間ができてしまうかはさておき、わたくし事務局が、芝生化した小学校を見て回った感想としては、土の校庭より、明らかに運動量が多くなるのは間違いありませんよ。ともかく、走り回ったり転げ回ったりしている子どもが多いです。
教室でだべっているようなカンジで、芝生の上で座り込んで話している風景もよく見ますね。

2010年10月5日火曜日

横井章氏

昨日のライグラスの様子です。播種後9日目です。
   
  
さて、横井章(よこいあきら)さんという往年の名プレイヤーをご存じですか?わたくし事務局が熱心に“ラグビーマガジン”を読んでいた中学生時代にはすでに引退されていたので、プレイヤーとしてご存じの読者はもう少し上の年代でしょう。
   
横井さんといえば、オールブラックスジュニアを破った日本代表のセンターバックとして有名で、長年日本代表の主将も務めた方です。現在は、“ラグビークリエイター”として、たくさんのチームやプレイヤーにアドバイスをおこなっています。
彼のブログに、芝生化の記載を見つけて、コメントを送ったところお返事をいただきました(ブログはコチラ)。

サッカーでは、川淵さんを筆頭に芝生化を進める声が大きいのですが、ホントに芝生が必要なラグビー業界では声が小さく、歯がゆい思いをしていました。オリンピック種目になったり、ワールドカップが日本で開催されたりと話題は大きいはずなのに、いっこうに国内でのラグビー人口は増えず、人気も上がりません。(一般紙だと、ラグビートップリーグの記事って、サッカーJ2より小さいのですよね)

「芝生化」と「ラグビー人口の増加」って、“にわとりと卵”の問題かもしれませんが、ともかくいまラグビーをやっている、もしくは始めようとしている、少年少女がプレーし続けるためには、芝生は不可欠だと思うのですよ。

ラグビー界では超有名な横井さんがこのようなコメントをあげてくれたことはとてもうれしいことです。お会いする機会はなかなか訪れないかもしれませんが、webを通じていろいろPRできたらいいなと思います。
横井さん、ありがとうございました。

2010年10月2日土曜日

早朝作業

雨が続いて、この公園は川のようになって水が流れているところがあるそうです。
そんなわけで、凸凹が大きくなったり、下の写真のようにライグラスの種がひとところに、流れて固まってしまっています。

ツンと立った芽がわかりますか?根元の方がえんじ色で、穂先は緑です。

ひとところに集まった種子があると言うことは、まったくなくなってしまった場所もあると言うことで…、またスプレッダーでライグラスの種を一面に散布しました。
そして肥料と水。今日の肥料はスコッツ社製の“GTスターター”で芝生の初期成育を促進するというものです。

2010年10月1日金曜日

ライグラス発芽!

本日、確認しました!
今週末は肥料散布の予定です。

月間22回更新

このブログの9月の更新回数は22回で、これは昨年7月と並ぶ最高タイ記録でした。

できれば毎日更新したいナァと思っていますので、まだまだですが、毎日平均30~40くらいの方が見てくださっていますので、これからも更新回数を増やすようにがんばります。