2011年2月27日日曜日

ラグビー日本選手権決勝!

日中はコートがいらないくらいの陽気でした。
  
ラグビー日本選手権の決勝戦。三洋電機ワイルドナイツ対サントリーサンゴリアスの試合が、秩父宮ラグビー場でおこなわれました。
私にとっては、久々のラグビー場です。

かねてから、「荒れている」「ひどい」とは聞いていた芝生の状態ですが、やはりかなり厳しいカンジですね。メインスタンド側の22mラインの内側の色が違うのは、今シーズン前に張り替えた部分ですね。ここは状態が比較的いいので、スクラムを組んでもずれないし、ステップも効くので選手のプレーも際だつでしょう。

一方、バックスタンドよりのゴール前は、かなり土が露出していました。

試合は、サントリーが三洋の4連覇を阻み、自身9シーズンぶりの優勝を果たしました!わたくし事務局としては、サントリーの府中グラウンドの芝生の状態が、数年前に比べて格段に良くなったことを知っていますので、そのおかげで強くなったのでは…、と勝手に想像しています。
   
偶然、府中グラウンドのグラウンドキーパーさんとバッタリ出会いましたが、やっぱりうれしそうでしたね。
     
そしてこの日は、NZクライストチャーチの大地震の募金活動もおこなわれていました。
今年はNZでラグビーワールドカップが開かれる年ですし、日本で活躍するトップリーガーにも同国出身者が大勢います。
  
そして、ジャジャーン!NZ出身のラグビー選手で最も有名な人。ジョン・カーワン日本代表ヘッドコーチです。募金をしていたら、気軽に写真撮影に応じてくれました。
 
写真を見てから気づきましたが、右端に写っている「募金にご協力」の看板を持ち上げているのは、日本代表ゼネラルマネージャの太田さんですね。
  
そのさらに右側には、日本ラグビーフットボール協会の会長で、元総理大臣なんていうひとも、写真撮影に応じていましたが、そちらはパスしました(笑)。
   
そして、試合とは関係ありませんが、東芝ブレイブルーパスの広瀬キャプテン(右側)と吉田選手もつかまえてしまいました(笑)。
サッカーもこんな有名選手や監督と気軽にふれあえるのかな?ラグビー場は試合前後にかならず有名人と握手できます。

=================

そういえば、この試合の入場者数は15,000人足らず…。
昨日のサッカーの鹿島対名古屋は35,000人、沖縄でやった巨人のオープン戦ですら16,000人。この人気の差はなんだ…。

ファングリーン通信No.17

ファングリーン通信No.17を発行しました。今回は、ファングリーンにしばしば寄せられる、芝生に関する質問集です。
いつもように、むさしの市民公園近隣のかたがたには、ポスティング致します。
 
ご希望の方には、PDFファイルでメール送信するか、印刷したものを郵送致しますので、ご遠慮なくweb.fun.green@gmail.com までご連絡下さい。

2011年2月26日土曜日

今日の市民公園

昨日の、最高気温20℃オーバーから、一転、北風が強く吹いて人影少ないむさしの市民公園の芝生です。

手前の茶色いところは休眠中のティフトンですが、この時期としては、しっかり残っていますね。
全面芝生化2年目で、芝生のマナーが向上したのも一因だと思ってます。
 
イベントの時は、極力自動車が入らないように配慮してもらったり、無造作に芝生の上を走り回る少年たちの自転車も減った気がしています。
  
この辺はライグラスがすり切れてしまって、ティフトンのみが残っているところです。ちょうどサッカーなどの利用が多い場所ですね。
  
一方で、球技の利用が少ないところは、こんなにライグラスが残っています。
  
わたくし事務局としては、このくらい手をかければこのくらいの芝生になる、逆に、あのくらいの利用をするとこんなダメージをうける、っていうのが、だんだんわかってきたカンジですな。 むふふ。 
  

12~1月の天候(検証)

すでに忘却の彼方にありますが、去年の夏は記録的な猛暑でした。
  
猛暑が過ぎ去って、秋が来るかと思いきや、そのまま冬の寒さになったような気がします。
そこそこあたたかな秋という季節がないと、9月に種まきしたライグラスが育たないので困るわけです。
 
プロが使う競技場でも、今期はライグラスの成育が悪くて困っているという話を耳にしました。
  
12~1月の東京都練馬区のアメダスデータを調べてみました。
1月に入って、ほとんど雨が降っていませんね。

そして日平均気温は、平年と比べるまでもなく、この4年間で最低です。

降水量が少ないのだから当然ですが、日照時間は平年よりもかなり多く推移しています。
毎年このような気候の記録をとっておくのは大事なことです。

2011年2月25日金曜日

春一番に誘われて

武蔵野市は最高気温21℃、4月下旬の陽気でした。
   
春一番が吹きましたが、暖かい陽気に誘われて、市民公園では大勢の親子連れが芝生の上に繰り出していました。
  
  
  
   

2011年2月21日月曜日

幼稚園の芝生化

本日は、このブログをご覧になってご連絡をいただいた、設計事務所におじゃまして芝生化のお話しをしてきました。
   
幼稚園の園庭の芝生化を検討されているとのことで、職員・地域・保護者がいっしょに芝生を作り出す「ティフトンポット苗移植方式(鳥取方式)」で芝生化をお考えとのこと。

わたしからは、ぜひ幼稚園児には芝生が必要であるとの前向きなお話しと共に、ティフトンポット苗方式は必ずしも万能な方式でないこと、芝生には日光・水・肥料と芝刈りが不可欠で、管理は一生必要であることなどをお話ししました。

計画されている幼稚園庭の、日当たりの状況がやや不安ではありますが、わたしたちの経験が少しでも参考になれば良いなぁと思います。

2011年2月14日月曜日

南から俯瞰

いま、東京地方はすごい雪が降っています。
もちろん雪国の降雪とは比べものにはならないのですが、東京地方としては“豪雪”です。
  
今回の写真は、いつもと違って、むさしの市民公園南側に隣接する病院屋上から撮ってもらいました。

2011年2月8日火曜日

ひとりで

も、がんばろう。
  
みたいな。

東京砂漠

代表の戸塚です。一昨日の事務局氏の記事とかぶってしまいますが、乾燥と砂ぼこりと芝生について。

我が家の息子は地域の少年サッカーチームに入っていまして、私も練習のお手伝いに参加しているのですが、このところの乾燥続きで、小学校校庭のグラウンドもカラカラに乾燥しきっています。表面の土がサラサラのパウダー状になってうっすらと積もった状態で、走り回る子ども達の足もとからは朦々とした砂ぼこりが舞い上がります。

練習が終わる頃には子ども達の手足も顔も白粉をまぶしたかのように真っ白、そこを汗がしたたり落ちて黒い筋をつくります。私の買ったばかりの濃紺のベンチコートも黒のサッカーシューズも真っ白、顔も砂でざらざら、口の中もざらついて、「砂ぼこりの味」を感じます。


上の写真は、先月子ども達のチームの練習試合で、近隣の小学校校庭にお邪魔したときのビデオの一コマです。1月前半のこの日は時折強い風がどっと吹き付け、そのたびに巨大な砂塵の固まりがグラウンドの子ども達を覆い尽くすように移動していきました。一瞬、少年用サッカーコートの片方のゴールから、反対側のゴールが見えなくなります。

まさに砂塵吹き荒れる東京砂漠。あなたがいても、相当につらいのです。

もちろん好きでサッカーチームに入っているような子ども達ですから、砂ぼこりがたつからイヤだなどと文句はいいません。まるで苦行に耐える修行者のように、朦々とした砂ぼこりの中で真っ白になり、目をしばたたかせながら練習に取り組み、試合に臨みます。でもそんな苦行も厭わないサッカー少年や野球少年以外にとってはどうでしょう。そんな中にわざわざ出て行って遊びたい運動したいと思うでしょうか。大人はどうでしょう。


子ども達を真っ白にまぶした砂塵の固まりは、校庭を越えて周囲の住宅を覆っていきます。校庭や公園の周辺にお住まいの方々の、砂塵による不快感は大変なものなのなのではないでしょうか。前日洗車したばかりの私の車は、子ども達と同様に砂ぼこりで真っ白になっていました(涙)。

もしこのグラウンドが芝生だったら、子ども達も大人もずっと快適に気持ちよくスポーツを楽しめるだろうにと、思わずにはいられません。例え国立競技場のような青々とした緑ではなくとも、「程々に手入れされた草地」程度の芝生であっても、このような砂塵を防止するには十分です。

私達が維持管理のお手伝いをしているむさしの市民公園でも、「芝生になって砂ぼこりが立たなくなってとても快適」ととても好評です。今でも、お昼時に敷物を拡げお弁当を食べている親子連れがいるようです。

大人も子ども問わず使う人の快適さのために、また周辺にお住まいの方々の快適な生活のためにも、校庭やグラウンド、公園の芝生化はおすすめです。自治体の担当者の方は是非ご検討下さい。市民・利用者・周辺住民の方は自治体にご要望されてはいかがでしょう。

2011年2月7日月曜日

人工芝

わたくし事務局の子どもがお世話になっている武蔵野ラグビースクールは、現在本拠地の武蔵野中央公園が工事で使えないために、グラウンドを点々とするジプシー状態になっています。
  
昨日の日曜日は、地元武蔵野市を拠点としてラグビーのトップイーストリーグに所属する「横河武蔵野アトラスターズ」のグラウンドをお借りしました。JR三鷹駅から徒歩5分ほどの、立地条件がとても良いグラウンドです。
    
ご覧のように、人工芝なので、冬枯れもなく子ども達も思いっきり転げ回っています。
   
アトラスターズは、一昨年はトップリーグにいましたが、1年で下部リーグであるイーストリーグに陥落してしまい、昨年も6位と、昇格はかないませんでした。
   
さて、人工芝なので思いっきり転げ回って…、と書きましたが、わたしがだいぶ遅れてグラウンドに入るとなんだかみんな草だらけになっているのです。ジャージやパンツに人工芝がビッシリと…。
      
20分ほどグラウンドに立っただけでこんな感じ。ずっと練習していたコーチは、スパイクが隠れるくらいにビッシリと“破片”が張り付いています。はがれた人工芝が、静電気でくっついているようなんですが、なんでこんなことになるんでしょう?
なんどかグラウンドには入っているんですけど、今まではこんな事はなかったような気がします。
  
人工芝のことはよくわからないので、どなたかご存じの方はご教示下さい。
   
帰宅後、子ども達を風呂に入れてから、わたしはチマチマと2人分の練習着に着いた人工芝を取り除きました。それでも、まだ我が家の床には無数の人工芝が落ちています(>_<)。

2011年2月6日日曜日

乾燥続く東京地方…

年末からまともな雨が降らない東京地方です。
   
いっぽう、豪雪に見舞われている日本海側の地方の方には、お見舞いを申し上げます。
夏の猛暑のあとは、極寒と乾燥という極端な気候ですね。

むさしの市民公園も、芝生部分以外はカラカラで、砂ぼこりが舞っています。
これで芝生が植えてなかったら、近所のかたがたは砂塵で困ったでしょうねぇ。
  
全体をサーッと散水しましたが、1週間ぶりの散水なので、あっという間にしみこむ感じです。

プロの芝生グラウンドキーパーと話す機会があったのですが、昨年~今年は猛暑のあと、秋が短く、一気に冬になってしまったために、オーバーシーディングしたライグラスが成長する時間が短くて、どこのグラウンドも管理に苦慮しているようです。
  
むさしの市民公園もライグラスの成長は(播種量に比べて)芳しくありませんが、それでも去年よりはずっとよい状態です。やっぱり年々良くなっていますね。
  
上の写真で、茶色く枯れたように見えるところは、休眠している「ティフトン」です。一見枯れているように見えていますが、春になれば復活します。この面積も去年よりもずっと広くなっていますね。