2012年8月31日金曜日

芝生と水のプレーパーク

またきょうも雨は降らず…。サポートメンバーが集まったきょうは、一日に3回散水しました。
 

そろそろ公園も人出があり、スプリンクラーは格好の遊び場になっています。
ちゃちな遊園地よりも楽しいんではないかと…。


この小僧。楽しすぎだわ。

Kスタ宮城 総天然芝生化!

8月28日のスポーツニッポンにうれしい記事が載っていました(詳細はコチラをクリック)。

宮城県仙台市の、プロ野球楽天イーグルスの本拠地である野球場が、早ければ来期から、内外野とも総天然芝生化されるというもの。

現在、プロ野球がフランチャイズとしている球場は、多くがドームになっているため人工芝が多く、内外野とも天然芝なのは、「マツダスタジアム」と「ほっともっとフィールド神戸」のふたつのみ。有名な甲子園球場は、外野は天然芝だが内野は土。

記事にはこんなことが書いてあります。球団関係者の談話として「お金がいくらかかるのかなどは問題ではない。いい球場を造ることがファンサービスでもあり、選手のサポートにもつながる」

ん~、まことにその通り。つねづね「いいフィールドがあれば、いいプレーができる。いいプレーを観るためにお客さんが集まる」と思っているわたくし事務局としては(言葉は受け売りですケド)、総天然芝生化を待ち望んでおります。

公園だって校庭だって、「いい公園や校庭ができれば、ヒトが集まる」んですよね。

2012年8月30日木曜日

降雨なし(歴代4位タイ記録)

東京では8月19日以来、きょうで連続12日降雨がありません。気象庁によると、これは、暖候期(5~10月)として、歴代4位タイの長さです。あしたも雨が降らない予想ですので、単独4位になりそうな感じです。
 
ここのところ、朝夕2回散水しているむさしの市民公園芝生広場ですが、それでも降雨がほしいところです。
 
ちなみに、最近では2010年8月21日から9月4日が連続15日間降雨がなく、これが歴代2位の記録です。
 

昨日芝生のソッドを置いた周囲に土を入れて、表面を平らにしました。


そして、た~っぷりの散水です。

2012年8月29日水曜日

張り芝

今日は、都内の競技場の芝生の張り替え作業ではがされた芝生のソッドをいただいてきて、市民公園の裸地部分に置きました。早朝作業でした。

 

お金のないNPOとしてはありがたい限り。プロにとっては痛んだ芝生でも、わたしたちにとっては上等な芝生です。
こうやってただ置いて、たっぷり水をやっておけば、ティフトンは根付くのです。
いたずらして、はがしたり動かしたりしないでね。


夕方、サポートメンバーが芝刈りをしようとして行ってみると、置いた芝生のところでママ友と思われる方々がミーティング中。ふかふかしていてキモチいいのね。

とくに柵など設けませんので、少しの間大事にしてください。

2012年8月28日火曜日

芝生の上でなきゃいけないこと

「芝生の上でなきゃいけないこと」と「芝生の上でなくてよいこと」

 
公園でおべんと食べるんなら、ぜったい芝生の上がいいけれど、乗ってきた自転車を置くのは芝生の外でもいいかな。
自転車に初めて乗る練習は芝生の上が安全だけれど、ただ公園を横切るだけなら芝生の外でもいいかな。

おまつりの来園者が歩くのなら芝生の上が「キモチイイ」けれど、出展者の荷物を置くだけなら、芝生の外がいいな。
おまつりの設営や撤去のときは、荷物運搬のトラックは芝生の上に乗らなくてもいいかな。
トラックは芝生の上を走っても、「キモチイイ」とは思わないもんな。

少年サッカーが練習をしていると、「芝生が痛む」からサッカーはやめさせたほうがいいと心配してくださる方がいるけど、サッカーは「芝生の上でなきゃいけないこと」なんだよね。
だってプロだってやっているし、第一「キモチイイ」じゃないか。
もちろん使えば痛むけど、そしたらみんなで協力して、直せば大丈夫。芝生に負担が少ない使い方を一緒に考えてもいいね。

 
「芝生の上でなきゃいけないこと」と「芝生の上でなくてよいこと」。
この違いって意識しないとつい忘れてしまいがち。それを繰り返しPRしていくのは私たちNPOファングリーンの役目ですね。
「芝生利用のルール」っていうときついけど、「芝生のマナー」って感じかな。

 
「芝生の上でなきゃいけないこと」は思い切り芝生でやって、「芝生の上でなくてよいこと」は芝生の外でやろうよ。



2012年8月26日日曜日

芝生にやさしい使い方

このむさしの市民公園が全面芝生化されてから始まったおまつりで、今年が3回目。
 
当初から、「芝生へのダメージをなるべく少なくして、かつ参加者が楽しめるように」とNPOファングリーンにもご相談いただき、利用方法など考えていらっしゃいました。
 
おまつり当日には用事があって参加できなかったのですが、今朝芝生の様子を見に行って、芝生へのダメージが少ないことに驚きました。
実行委員長とお話しできたのですが、設営業者にも「なるべく芝生に車を入れない」ということを徹底してくださっていたそうです。
 
 

おかげで、ダメージらしきものはヒトの踏圧による擦り切れのみ。これはある程度「想定の範囲内」です。


撤収作業も、大型のステージについては専門業者がやっているものの、その他のテントの撤収はすべて青年会議所のメンバーがみずからやっていました。


業者なら、芝生の上をトラックが走り回って、片付けたテントを回収していくのがふつうですが、今回は、芝生外に止めたトラックに、テントの部材をそれぞれ人力で積み込んでいきます。

実は、社団法人武蔵野青年会議所の方々は、ポット苗の植え付け作業にも大勢で参加していただいているのです。 そんなこともあって、芝生の上でおまつりをやる良さを十分に理解していただいている様子。
いろいろお気遣いいただいてありがとうございました。これで参加者も喜んでいただいていたなら、芝生管理者としてうれしい限りです。


撤収後は、芝刈りと水まき。
さすがに1日以上散水せず、たくさんのヒトに踏まれた芝生は、へなへなのパサパサになっていました。

散水したら、すぐに親子連れがびしょびしょになって遊んでいます。


たっぷり散水したらこの通り。ほぼ元通りですな。

ホントに実感します。おまつりでの利用時のヒトの踏圧なんて、公園にとってはたいしたことない。それよりも、参加者にはマッタク関係ない、“設営・撤収時の車の進入”と“モノを置きっぱなし”にすることが問題なんだな、と。

なんども言っていますが、別に芝生管理者だからってうるさいこと言うつもりはないんですよ。
ただ、税金も投入し、市民の力でせっかく芝生を育てているのだから、それがなるべく無駄にならないように、一緒におまつりのやり方を考えていきたいと思っています。
こんなふうにもできるんですよね。

2012年8月18日土曜日

雷雨!

きょうは、片付けをしているさいちゅうにゴロゴロと遠くで雷鳴が聞こえ、ちょうどトラクターを車庫にしまったところで、ザーッと降ってきました。

雷は思わぬところに落ちることがありますので、遠くで聞こえた時点で注意が必要です。“気象予報士”が雷に打たれた、ではシャレにならないので、気をつけています。


毎週土曜日は子どもたちのサッカー教室が開かれています。ちなみに、ちゃんと市に許可を取って利用しています。
利用時間がわかっているので、こちらとしても、それまでにちゃんと芝生の準備ができますね。
現在、一番いいところの芝生を使ってもらいました。フカフカです。


2台市から借りているスプリンクラーですが、毎回利用後はきちんと水洗いして汚れを落としてしまいます。

ファングリーンは使ったあとの道具の手入れはきちんとやるのがモットーです。
これは、芝生の師匠池田省治さんから学びました。次に使うときにパッと使えるように、使うひとが気持ちいいように、です。


この直後、大雨でした。

2012年8月13日月曜日

"進めよう! 校庭芝生化"原体験シンポジウム

表記シンポジウムが東京都教育委員会主催で開催されます。

テーマは、
「自然の原体験をもたない子供たちのために ~校庭を“失われた自然と人間との触れ合い=原体験を創出する場”へ」
です。

日時:8月22日(水)14時~16時
場所:東京都議会議事堂 1階都民ホール

第二部のパネルディスカッションのパネラーとして、NPO法人ファングリーンの戸塚代表理事が登壇します。お時間のあるかたはぜひ。
詳細はコチラをクリック。

2012年8月12日日曜日

お盆

新幹線や飛行機がたくさんの都会人を連れていってしまったからか、わりと静かな週末です。



かなり低めに芝刈りしたら、もともと凸凹があるところなので、軸刈りになってしまいました。


この辺は日当たり良いので、いいぐあいのターフです。


裸地には、このようにティフトンがランナーを伸ばしていますので、まもなく芝生で埋まってくるでしょう。

2012年8月10日金曜日

立秋過ぎて

今週は、一日二回散水ができ、たっぷり日差しを浴びてたっぷり水を含んだ芝生は、ぐんぐん勢力を伸ばしています。


8月25日(土)の「武蔵野まんなか夏祭り」までに、全体をティフトンが覆うように管理作業をがんばります。
おまつりの時には気持ちのいい芝生になっていますので、準備や撤収時にガンガン車のワダチをつけることのないよう、お願いいたします。あくまでも来園者目線で。

2012年8月5日日曜日

ふつうの週末です

国会議員が来ることもなく、いつもの週末です。


南側を中心に、この“オヒシバ”の繁茂が激しいです。 この写真で見られるように、ティフトンがランナーをのばそうとしているところに、ドデンと居座ってじゃましています。
基本的に、雑草除去はしない方針のファングリーンですが、状況によって抜き取っています。


南側のオヒシバの密生地。トラクターの前がこれから刈るところ。画面左側が刈り終わったあとです。刈ってやると下からティフトンがみえますが、このままだとティフトンに日が当たらず生育が芳しくありません。


土曜日にやっとにわか雨がありましたが、武蔵野市は1週間以上降雨がありませんでした。
今日は、夏休みの子どもに手伝わしてたっぷり散水です。



はげた凹地が目立った北側部分ですが、ティフトンランナーがぐんぐん伸びて、裸地を覆っています。