2012年10月31日水曜日

トップ交代

「トップ交代」と言っても、NPOファングリーンの話ではありません。ちまたを騒がせている東京都のお話です。

突然の都知事の辞任で驚きましたけど、行政の方々はかなり混乱しているのではないかと思います。石原氏の知事としてのいろいろな業績の検証はよそにまかせるとして、個人的には(NPO的にも)、強力なトップダウンで始まった「公立学校の校庭芝生化」事業の行く末が気になります。

本来であれば、生徒や保護者・教職員から芝生化の声が出て、行政を動かして、校庭芝生化に向かうのがひとつの筋道だろうと思いますし、おそらくいままではこの形だったろうと思います。
ところが、東京都の場合は、都からトップダウンで、区市町村に対して芝生化の声を掛けています。しかも、条件はあるものの工事に対しては100%の補助を出すという特典で。他県からくらべたらかなり恵まれていますよね。この点では。

はたして、トップが変わってこの方針がどうなるか…、ちょっと注目しています。

さらにですね、NPOファングリーンの地元武蔵野市では、11月1日付で教育委員会の委員3名が交代します。教育長も交代するそうです。
こちらもトップが変わるわけで、今後の校庭芝生化の動きがどうなるか、注目です。

新しい教育委員会から、ファングリーンに問い合わせがくるかな?
いちおう準備しておこうっと。

2012年10月27日土曜日

3人3様

残念ながら、「ハダシで芝生」イベントが中止になってしまった今日は、くもり空から薄日がもれる、外遊びには調子いい日になりました。
 

この時期、平日の子どもたちの外遊びが増えているのか、だいぶティフトンが擦り切れた感じになっていますが、まだまだキモチいい芝生です。

11月11日(日)は今年最後のおまつり「青空市」が開催されます。ここで痛んでしまうと、もう時期的に冬芝ライグラスといえども劇的な復活は望めないので、この日までなるべくいい状態にしておくことと、当日(というか前日の準備と当日の片付け)で気を遣っていただけるように、市や関係機関にお願いしておこうと思います。



いつものように、芝刈りは9時から。けっこうアメ車は音がうるさいので、ご近所に気を遣っての自主規制です。あと5分。


きょうはベテランメンバー3人作業で、それぞれ分担された作業をこなしつつ、時間短縮をはかります。なるべく早く作業が終われば、来園者が早く利用できますからね。
芝刈りが終わったところから、肥料をまいて、終わったところから散水です。


作業がおわったら、さっそく、ハダシで遊んでくれている親子連れがいました。うれしいなぁ。

2012年10月24日水曜日

イベント中止のお知らせ

ひとつまえの投稿で案内しておきながら、今回は中止のお知らせとは、まことに申し訳なく、またお恥ずかしい限りです。
 
こちらの準備不足のために、今回の「ハダシで芝生」イベントは中止とさせていただくことが本日決定いたしました。
 
今年は時機を逸してしまうため、今後の開催はできませんが、また来年芝生の状態が最高の時に同様の企画を計画したいと思います。参加をご検討いただいていたかたには、大変申し訳ありません。
 
今後とも、NPO法人ファングリーンとむさしの市民公園芝生広場をどうぞよろしくお願いいたします。
 

2012年10月22日月曜日

芝生を楽しむイベント「ハダシで芝生」開催

なんどもブログで書いていますが、全面芝生化以来最高のできばえのむさしの市民公園芝生広場です。
いままで、芝生をつくるイベントは企画してきましたが、かんじんの「芝生を楽しむイベント」までは手が回らず、利用者にお任せしてきました。

そこで今回!下記のようなイベントを企画しました。開催まであと4日しかありませんが、お時間のあるかたはぜひお越しいただき、ハダシで芝生の感触をお確かめください。

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NPO法人ファングリーンによる芝生を楽しむイベント
「ハダシで芝生ってこんなにキモチいい!」

日時:2012年10月27日(土)受付PM1:00~ プログラムPM2:00~3:30頃
場所:むさしの市民公園(武蔵野市役所前)
対象:5歳程度~小学生の親子  20~30組程度
(小学校高学年は子どものみの参加も可)
参加費:無料
用意:運動できる服装 タオル 飲み物
   ※雨天の場合は中止とします。

内容:むさしの市民公園の芝生の上で、日本スポーツ&ボディマイスター協会インストラクターの指導による「素足教室」と「スラックライン教室」を開催します。

「素足教室」では、足裏を正しく使った「足の速くなる走り方」を教わったり、ハダシで芝生の上を思い切り走り回るスポーツ遊びを通して、「ハダシで芝生」のキモチよさをたっぷりと感じてもらいたいと思います。

「ス ラックライン教室」では、ヒザくらいの高さに張った幅5cm長さ4mの丈夫なテープの上を綱渡りするスポーツ「スラックライン」が体験できます。シンプル ですが難易度はかなり高めの全身運動です。アスリートのトレーニングとしても利用されています。芝生の上ならバランスを崩して落ちたり転んだりしても痛く ないので、思い切りチャレンジ出来ますね。※インストラクターは全日本での優勝経験もある、日本のトッププロライダーです!

参加申し込み方法:参加者氏名・年齢・住所・電話番号・メールアドレスを記入して下記アドレス宛にメールにて事前申し込みをお願いします。

NPO法人ファングリーン事務局:web.fun.green@gmail.com


2012年10月21日日曜日

ライグラス追いまきと上柚木陸上競技場

おやだかな陽気の週末でした。
 
むさしの市民公園の芝生は、あいかわらずいい状態です。
土曜日は、芝刈りのあと、ライグラスの密度が薄いところや凹部に、種の追いまきをおこないました。
 

今回は、久々のサポートメンバー2氏に半々お願いしました。
 

そして、この赤バケツのなかが、砂+土+ライグラス種ミックスです。全部で一輪車3台分ほどまきました。手前に見える棒は『農業用フォーク』で、まずこれで地面をぷすぷす刺して、種が落ちる穴を開けます。

そして、その穴あたりにパラパラと…。
もちろん穴に入る種はごくごくわずかですが、ま、気は心ということで。
(あれ、使い方間違えてる?)


穴に入らなかった種は、すぐさま、ハトがついばんでやがった!(すみません、言葉悪くて)

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さて、本日日曜日は、スコーンと抜けた青空!快晴!
雪をかぶった富士山がクッキリと見えます。


八王子市の上柚木(かみゆぎ)陸上競技場で、関東甲信越から9つのラグビースクールの小学生・幼児が集まって、交流大会が行われました。 ひとつのスクール40人として、だいたい400人くらいはいたのかな?


上柚木は、「野芝」に「ライグラス」のオーバーシードでした。大学サッカーやラグビーの試合でもよく使われるグラウンドなので、痛みはそれなりでした。
来年の東京国体では、サッカー会場として使われるそうなので、それまでにいいグラウンドに補修するのかもしれません。


でも、やっぱり天然芝はいいよな。

2012年10月13日土曜日

函館のスポーツターフ

北海道函館市のスポーツターフを視察してきました。
 
函館空港にほど近い、根崎運動公園にある「根崎ラグビー場」。
じつは函館は昔からラグビーが盛んな土地柄です。
 

その函館のラグビーのメッカといえば、ここ根崎ラグビー場。

じつは、わたくし事務局にとってはとてもなつかしいところです。学生時代に、地元の北海道大学水産学部と定期戦を持っており、大学1年と3年の時の試合会場です。(ちなみに、試合後の交歓会は「湯の川温泉」でした)
実は、1年の時は完璧な補欠で、3年の時は直前の菅平合宿で負傷して、これまた補欠だったんですけどね…。


当時はたしか、東北~北海道でいちばんいいグラウンドって言われていて、国際試合もおこなわれていたように記憶しています。

ところが、今回見たところ、あまり手入れがされていないようで少し残念でした。もしかしたら、すでに北海道のラグビーシーズンは終盤で、夏からだいぶ使い込まれているからかもしれませんが。


だいたいこんな感じでした。
 

いちばんいいところでもこんな感じ。
 
 
地元の人に聞いたところ、いまは函館でもラグビー部を持っている学校は少なくなっており、いわゆる「合同チーム」(複数の高校が集まる)になっているそう。
ラグビー人口はどんどん減っているのに、(サッカーとの兼用ではなく)ラグビー専用競技場を持っていることだけでもすごいことかもしれません。

2012年10月8日月曜日

ライグラス初刈り

体育の日って10月10日でしょ?って思ってしまいがちですが、きょう8日は体育の日でした。
 
ライグラスのwos(ウィンター・オーバー・シーディング)から9日目。初めて芝刈りをしました。
いつもよりずっと長めの50mmに刈高を設定し、研いだばかりの切れる刃で、ゆ~っくりといつもの倍の時間をかけてやさしく刈ります。
 

まわりの木々が落ち葉を散らすため、刈りあとはくっきりわかりますね。トラクターの左側が刈りあとです。


まだティフトンがしっかりしているところに、ライグラスの鮮やかな緑が入ってきれいだな。



となりのスポーツ広場(人工芝)でフットサルをやっていた中学生が、こちらに流れてきてパス回しをやっています。
左端にみえるのは地下の雨水浸透槽のマンホールです。なにもこんな芝生のまん中に作らなくてもいいのにね。

2012年10月7日日曜日

養生柵なしだけど、順調!

けさの武蔵野市は昨夜からの雨が続いているため、公園での作業は中止にしました。
 

これは、昨日土曜日のライグラス新芽です。
先週土曜日に種まきをしてから8日目。翌日曜日の夜に台風が通過して、降雨によって種が流れてしまうことを心配していましたが、ティフトンがない裸地の部分でこの密度ですから、あまり心配はいらなかったようです。

ことしは、バイブロエアレーターで耕した地面に種をまいたあと、もう一度地面のエアレーションをおこなって種を落とし込み、さらにブラシですり込むという、3重策のかいがあったみたい。


そして、さらに心配していた「ハトによる食害」。これも今年はまだハトに見つかっていないようで(笑)、去年までのような被害はないようです。

芝生というとすぐ、『養生期間(芝生保護のために柵で囲って、使用禁止にする期間)が長い』ことがデメリットにあげられますが、むさしの市民公園ではここ2年、秋は柵で囲っていません。
柵で囲った方が、利用がないため踏圧で新芽が痛まず、生育はいいはずですが、それによって、一番季候のいい時期に利用ができないことを回避しました。

芝生の育成って、いつも決まった方法ではなく、いろんな手があるんですよ。
誤解を恐れずにいいますが、校庭や公園を管理するのがプロ業者だと、まず使用禁止ありきで考えてしまうことがあるようです。ライグラスをまいたら、かならず1ヶ月は使用禁止、とかね。そりゃ、その方が芝生にとってはいいわけですが、利用者(児童)にとってはよくないですよね。



昨日で、ライグラスがおとなの人差し指くらいの長さになりましたので、あした月曜日の天気が良ければ初刈りをやろうかなと思っています。

ちょっと昔ですが、9月26日の写真です。やらせじゃなくて、子どもたちがゴロゴロしてました。

これはおととい金曜日の様子。おさんぽに来た園児がとびまわっています。
この写真は会員からの報告ですが、これを見ると、養生柵をしなくてよかったなぁと思います。

2012年10月3日水曜日

ライグラス発芽!

今日は夕方から雨が降り出しましたが、水曜日はいつも親子連れがランチ~おやつタイムを芝生の上で過ごす様子が見られます。

 

曇りだったので、芝生のまん中のいちばんいい状態のところで休んでくれていますね。
うれしいことです。



さて本日、ライグラスの発芽を確認しました。
先日も書きましたように、養生柵は設置せず、利用制限もしておりませんが、ちょっと気を遣っていただいてくれるとうれしいです。

それは、余分なモノを芝生の上に置きっぱなしにしたり、芝生の上の同じところを繰り返しつかったり、自転車で乗り入れたりしないように…そんなことです。