2013年2月24日日曜日

寒かったですねぇ~

予報通り、とてもとても寒い一日でしたね。
 
むさしの市民公園のお隣、武蔵野市役所で測定している気象データによると、本日の最高気温は14時の6.1℃。5~7m/sの北~北北西の風が吹いていたようです。
 
気温の低下は上空の寒気によるところが大きいですが、風の強さは地上の気圧配置から推察できます(地形などによっても変化しますが)。
 
本日の12時の地上の気圧配置は下記の通り。
 
これはテレビの天気予報でよく見る天気図ですね。

三陸沖に低気圧と、朝鮮半島付近に高気圧があります。水が高いところから低いところへ流れるように、風も高気圧から低気圧に向かって吹くのです。
(細かいことを言えば、地球が自転しているために「転向力」という力が働くので、北半球で進行方向右側に曲がるのですが…)

さらに、水が高低差が大きければ速く流れるように、気圧差(気圧傾度といいます)が大きければ強い風が吹くわけですね。

本州上空で等圧線の間隔が狭くなっていますので、風が強く吹いたのです。
等圧線が南北方向なのに、風が西からではなく、北~北西方向から吹くのは、前述の「転向力(コリオリ力ともいう)」のせいです。



今日は、強風の中、ゴミ拾いと石拾いをおこないました。
芝生広場の周りは、細かい砂が舞い飛んでおりますが、もちろん芝生の中は大丈夫。

きっと周囲のご家庭は、芝生化前は砂で大変だったんだろうなぁと思います。

2013年2月23日土曜日

最強の寒波です。

北海道や東北地方の日本海側では、史上最高の積雪を観測しています。
 
「積雪」というのは、文字通り、観測時点で「積もっている雪」のことで、気象観測では、一定時間に積もった雪を表す「降雪」と区別しています。
 
気温が低い日が続いているため、「降雪」が融けずに「積雪」が増えているわけです。
 
さて、今週末の天気予報では、どの気象予報士も「数年に一度の寒波」を伝えていますので、またまた高層天気図(数値予報天気図)で検証してみることにしました。
(すいません、まったく芝生とは関係ないので、読み飛ばしてもけっこうです)
 
上空約5,500m(気圧500hpa)の気温分布図です。
対流圏と呼ばれる気象現象がおこっている層の高さは、約11~12kmまでですから、この500hpaの高さは対流圏の平均的な空気の動きを見ることができます。
 

まずこの上の図は、昨夜21時に予想した23日午前9時の予想天気図です。北海道上空はすっぽりマイナス42℃以下のエリアです。東北から北陸に大雪をもたらす気温の目安は、気象予報士の教科書によるとマイナス36℃と言われていますので、それよりさらに低いわけです。
そしてさらに赤で囲ったところは、マイナス48℃。この赤の部分に注目です。まだ大陸にあります。

そしてこちらが、23日午後9時の予想図。マイナス48℃の空気が北海道の西側に降りてきました。

さらに時間を経過して、24日(あした)の朝9時の予想図では、マイナス48℃の空気は、北海道の上空にきてしまいました。

今日から明日にかけては、北海道~北陸にかけての雪の多い地方では、さらなる大雪やなだれ、着雪による被害に十分な注意が必要です。

(3枚の図は、クリックすると拡大しますので、もし興味のあるかたは試してみてください。またそれぞれの図は気象庁のHPからダウンロードできます)

2013年2月20日水曜日

芝生にクルマで入るヤツ!

きょうの日本海新聞のWEB記事で知りました。

「タイヤ跡芝生無惨 鳥取・湖山のグリーンフィールド」
(新聞記事のリンクはコチラ)

ニール氏の「泣きたくなる気持ち」は、わたしもよくわかります。
胸がグッとくる感じがします。



2013年2月17日日曜日

ブレイブルーパス惜敗!

きのうのラグビー日本選手権準決勝の東芝ブレイブルーパスは惜しかった!
マイケルリーチがケガでいなかったもんなぁ…。

で、今シーズンの日程をすべて終えてしまった東芝の本拠地、東芝府中グラウンドに行って参りました。
きょうは、小学校高学年女子による合同練習会でした。


練習会はこちら人工芝グラウンドにて。


そしてシーズンを終えた、本チャンの天然芝グラウンド。
ティフトン+ライグラスという、むさしの市民公園と同じ芝種(っていうか、ウチがまねをしているんだけど)。

グラウンドキーパーさんお疲れさま。きっと春に向けてこれからも作業は続くんだろうけど、雪が降るか降らないかで、どきどきする必要はなくなりますね。

いい芝生だからいいプレーができるんだよね。

2013年2月10日日曜日

連休なか日

風が弱く、ひかくてき穏やかな陽気です。
 
芝生広場のゴミ拾いをしました。
 



2013年2月8日金曜日

東京芝生大会

昨日、東京都教育委員会が主催した「東京芝生大会」が開催され、その中で、都内の公立小中学校すべての校庭を芝生化するという「東京宣言」が発表されました。

さっそく、youtubeに東京MXテレビのニュース動画がアップされていましたので、リンク張っておきます。
http://www.youtube.com/watch?v=8RP_dtv-bdg

杉並区の広報資料を見つけましたので、こちらもリンク貼っておきます。
http://www2.city.suginami.tokyo.jp/library/file/250207tokyosibafutaikai.pdf
11市区町村てどこかな?
武蔵野市は入っていないのかな?

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ファングリーン的に言えば、芝生化はとてもうれしいことだけど、あんまりトップダウンを強調して進めていくのは、施工業者を喜ばせるとともに、おとなの自己満足の結果にならないかと…危惧します。

どんな目的で、どんな風に使うのか?

それを利用者、つまり子どもたちの立場で考えて進めないと、
「芝生化しましたが、使わせてもらえません」
「芝生が痛むような使い方はダメです」
「ほら、芝生がはげちゃったじゃないか!」
「芝生当番はめんどくさいなぁ」
「やっぱり芝生はダメだよな…」
なんてことになってしまいます。

いままでの芝生概念を一度リセットするくらいのこと、考えて欲しいな。