2013年7月31日水曜日

芝生化の失敗だな

むさしの市民公園とおなじ、中央通りに面する「中央通りさくら並木公園」という公園があります。
 
元々は、個人の邸宅であったそうで、そのときからの樹木を生かした形で、市民によるワークショップ形式で意見を取り入れ、公園のコンセプトを決めて造成されました。
 
中央部分には300㎡程度のノシバが植えられ、開園当初は、きれいな芝生を形成していました。
 
でも芝生部分はほとんど管理をしていないために、いまは下の写真のようになっています。
 

たんなる雑草地。

よく見ると、造成当初のノシバが散見されます。


まず、散水設備がないことが問題だし、芝刈りや肥料もほとんどしてないなかったんじゃないかな。
つまり起こるべくして起こった事態。管理しなければ芝生化はぜったい維持できないのです。
(もし私の見解が違っていて、ここの芝生の管理についてご存じの方がいればご指摘ください)
 

もはやこれは“芝生”とは呼べませんし、「やっぱり芝生化は難しい」なんて、もしどこかで言われているとしたら、それがイチバン悲しいですね。

すぐそばに、ハードな利用にたえる立派な芝生公園があるんですから、ちょっと参考にしてくれてもいいのにな。
芝刈りして、肥料撒いて、散水していさえすればいいと思うんだけどな。

2013年7月28日日曜日

肥料散布

昨夜の雨で、まだ芝生はしっとりとしています。
 
きょうは、3週間ぶりに肥料散布をおこないました。
 


ここは、先週ティフトンの切れ端を埋め込んだところですが、雨のおかげで根付いているようです。
 

きたない足ですみません。ティフトンがミッシリ繁茂しているところで、ハダシはキモチイ!


2013年7月27日土曜日

ダウンバースト

伝統の隅田川花火大会も30分で中止となった、きょうの豪雨についての情報をもう少し。
 
下の表は、武蔵野市役所庁舎で測定している今夜の気象情報です(詳細はコチラ)。
クリックすると拡大します。
 


黄色いところを見ていただきたいのですが、10分間平均風速では、18:40までずっと南風が卓越していたのに、18:50頃から時計回りに風向が変わり、30分後の19:10には真反対の北風になりました。
そして北風に変わった30分で、気温は約6℃もダウン。気温が下がった直後から10分間で6.5㎜の強雨(バケツをひっくり返したような雨)が降り出しました。

おもしろいですねぇ。(あれ?おもしろくないですか?みなさん、ついてきてますか?)

上昇気流が起こって雲が発達し、強い雨を降らせるのですが、おそらく南風は上昇気流を呼び込む風で、180度変わった北風は、北側から接近する積乱雲から発生した「ダウンバースト」ではないかと推察されます。(用語解説はWikipediaで)

ん~、表を見ているだけで、いろんなことが推察されるなぁ。おもしろいなぁ。
あれ?おもしろいですよね?

きょうはこの北風の吹き出しで、お子さんをおんぶしたお母さんが転んだのをちょうど目撃しました。
上の表は平均風速なので、数値は小さくなってしまっていますが、瞬間的には、カサが飛ばされたり、ひとがよろけるくらいの風速でしたね。

天気予報がばっちり当たって、不謹慎ながらちょっぴりホッとした“へなちょこ気象予報士”でした。

東京は豪雨!

東京は、夜7時半くらいから8時の間、ほぼ全域で豪雨と雷に見舞われています。
 

その時間の、東京アメッシュというサイトの画像です。
レーダー雨量計という、電波が雨粒にぶつかって帰ってくるエコーを記録する機械を利用しており、実際の降雨量を表現しているわけではありません。


きょうの日中は、この雨が予想できない良い天気で、芝刈りと散水をおこないました。


最近、新メンバーをゲットしました!
Kさん、よろしくお願いしますm(_ _)m


2013年7月21日日曜日

ティフトンの補植


武蔵野陸上競技場の芝生のはじっこをもらってきました。
 

ティフトン芝は、匍匐(ほふく)茎で横に横に伸びていくので、やがてはピッチの枠をはみ出して、アンツーカー部分に張り出していきます。その部分は根を張ることができないので、切ってピッチの枠に合わせてやる作業が発生します。

ピッチの端は、きちんとまっすぐにそろっている方がキレイですしね。


上の写真が手動のエッジカッターです。丸いノコギリみたいな刃がついていて、ざくざく芝生が切れます。ピザを切り分けるときのヤツみたい。


そして一輪車でむさしの市民公園へ。


きょうはおもに、クローバーやメヒシバなどの雑草が繁茂していて、ティフトンの匍匐茎が入り込めないようなところを中心に、雑草をはがして土を耕し、おしみなく上記のティフトン切れ端を押し込みました。


完成後はこんなかんじ。クローバーでも、あれば緑に見えていましたので、見栄えはかなり悪くなりましたが、やがてこの裸地もティフトンで埋まることでしょう。
きょうは、じゃぶじゃぶと散水しました。

市民公園で遊ぶかたにお願いです。芝生の“いいところ”を使ってくださいね。今回芝生を植えたところも、養生柵などはつけませんが、大事にしておいてくださいね。

2013年7月20日土曜日

大人気のむさしの市民公園

先週のおまつりのダメージは、ライグラスには影響大でしたが、ティフトンにとってはさほどでもなかったようです。
やっぱり年々、基礎が良くなっている証拠ですね。
 
さて、市民公園の利用予約は、武蔵野市の緑のまち推進課がおこなっているのですが、土曜日は少年サッカーのダブルヘッダーでした。
 
8時から10時までの予約で1チーム。芝刈りはどうしてもやりたかったので、指導者に許可を得て、9時から30分程度、練習の間をぬって、チャッチャとトラクターを走らせました。
 
さすがに散水は迷惑だろうと10時の練習終わりを待っていたところ、終わる前に別のチームが登場。こちらも指導者に断りを入れて、全体にさっと散水させていただきました。
 

こんなに利用者が多いのも、やっぱり芝生がいいからですよね。(…と、ひとりごちる)


将来さあ、市民公園で育った子どもがJリーガーになってさ、「ボクの原点はあそこの芝生です」なんて言ってくれたりしてさ。おっほっほ。

2013年7月15日月曜日

「祭りのあと」

きのうの「ふれあいまつり」は、わたしはひさびさに芝生作業のない日曜日だったので、市外に遊びに行っていました。
 
ふれあいまつりに行ったって、きっと芝生のことが気になって、下ばかり見ているでしょうからねぇ。
 
さて、けさ様子を見に行ってくれたメンバーから「もう芝生の上は片付いているよ」との連絡を受け、さっそく10時頃に芝刈りに行ってきました。
 
そして、見つけてしまった!
 

また芝生の上の焦げあとです。なんで芝生の上でやるのかな?3mも動けば土があるのに。
毎年必ず焦げあとを作ってくれるおまつりです。

でもまあ、盛夏になれば枯れてしまうライグラスのところだから、いいか…と。


きのうは夕方に通り雨があったそうですが、きょうはもうカラカラパサパサになっていました。
水を吸って、すこし復活した感のあるむさしの市民公園芝生広場です。

人出も多かったようですし、相変わらず搬出入のトラックのワダチもたくさんありましたが、でもティフトンはすぐ元気になりそうです。

ご安心ください。

2013年7月13日土曜日

あしたは「ふれあいまつり」です

梅雨明けしてから連日猛暑日(最高気温が35℃以上)が続いていますが、むさしの市民公園の芝生は元気に育っています。
 

あしたは“むちゅーふれあいまつり”が開催される市民公園です。

例年だと、金曜日の日中にはテントなどの資材搬入がおこなわれるので、同日朝の作業が我々としては最後になってしまうのですが、昨日夕方にサポートメンバーから「まだ資材搬入されていませんので、土曜日朝イチなら散水できますよ」との連絡を受け、急きょ早起きして散水してきました。

仕事の時は目覚まし2個でようやく起きる事務局ですが、けさは目覚ましなしで5時半にパチリ。


ティフトンも順調に育っています。上の写真は裸地部分ですが、中央部に見えるように“匍匐(ほふく)茎”が縦横に伸びていますので、まもなく埋まる見込みです。



このあと、トラックによる資材搬入が始まりましたが、なるべく芝生の上は走らないようにお願いしますね。

だって、トラックは芝生の上を走ってもキモチイイとは思わないのですから…。

2013年7月7日日曜日

いきなり猛暑日!

6日11時に気象庁は「関東甲信地方は梅雨明けしたとみられる」と発表と発表しました。
平年より15日早く、統計開始以来4番目に早い梅雨明けだそうです。

梅雨入り梅雨明け日については、秋頃に再度発表になります。
 
 
さて、梅雨明けした週末は、いきなりの猛暑日です。
芝刈りして、肥料撒いて、あとは時間の許す限りひたすら散水。
 

ひさびさ登場。事務局の後ろ姿。
よこで転がっているのは、肥料散布用のスプレッダーという手押しの機械です。



芝刈り終わったらさっそく家族連れが遊んでいました。


きょうは利用が8時から入っていたので、7時過ぎから散水しました。


散水が終わったあとはムサリクへ助っ人です。

きょうはJFL横河武蔵野FCの試合があり、その前にイベントがあるので、散水→ミニサッカーのライン消し→正規のライン引き→芝刈りをしながらダークライト付け、という作業でした。

上の写真のように、手前側から向こう側へ芝刈り機を走らせると、芝生は向こう側へ倒れ、日光が芝生の“背”にあたるので、ごらんのように光るのですね。(ダークライトの、“ライト”の部分ですね)