2014年1月24日金曜日

駒沢陸上競技場

ご報告が遅くなりましたが、先週日曜日19日は駒沢陸上競技場で作業見学をさせていただきました。
わたくし事務局的には、芝生研修、と呼んでおります。
 

当日午後は、ラグビートップチャレンジシリーズ2試合が開催されるので、グラウンドキーパーは朝8時集合で作業開始です。
写真手前の赤い作業車が、リールモア(乗用芝刈り機)です。


芝生の様子はこんな感じ。お正月は高校サッカーの聖地でした。今年はラグビーも例年より多く開催されています。


まずはラグビーのHポール立てから。


そしてその後は、先ほどのリールモアで芝刈りです。といっても刈るほど伸びていないので、実際には芝生を押しつけて、いわゆる“ダークライト”をつける作業です。


試合中はグラウンド脇で待機でしたが、2試合の間の時間で、目砂作業を行いました。

グラウンドキーパーの黒柳さん、ヒロシさん。シロウトが参加してご迷惑をおかけしました。
でもこのような機会でプロ仕様のグランドを見学できて、大変参考になりました。

また、チャンスがありましたら是非ヨロシクお願いします>植松社長

2014年1月18日土曜日

2014年1月13日月曜日

コクリツとむさしの市民公園

きのう国立競技場でのラグビー大学選手権を見ていて、酷使しているのに芝生がキレイだなぁと思いました。
 
正月2日に現地に行ったときも、前日がサッカー天皇杯決勝、そして当日ラグビー大学選手権準決勝2試合をやっているし、おとといがサッカー高校選手権準決勝2試合をやって、昨日がラグビー、きょうがサッカーの決勝と、正月は休む間もありません。
 
例年だと、センターサークル周辺や、ゴールキーパーの立ち位置、線審の走ったあと、などを中心に芝生が薄くなっているのですが、今年はその様子が見られませんでした。
 
たぶん、コクリツが今年で終わりなので、夏芝ティフトンの生育阻害を気にすることなく、ふんだんに冬芝ライグラスの種をまいているせいなのかな、と思いました。
いずれにしても、芝生のダークライト(縞模様)がきれいで、見ている方もやっている方もキモチイイのではないかと推察いたします。
 
いっぽう、きのうのむさしの市民公園は、適量まいたライグラスが擦り切れてしまって、20年前のコクリツのように茶色になってしまっています。

 


今年は4月6日(日)が、恒例のさくらまつりだそうです。
おまつりが終わってから、エアレーション、種まきと、平成26年度の本格作業が開始されます。

2014年1月10日金曜日

鳥取方式 その2

お正月から朝日新聞鳥取版で、「教育2014 芝生で育つ」と題した記事が連載されています。

前回1月5日のブログで、記事の閲覧には朝日新聞デジタルの申し込みが必要と書きましたが、以下のリンクから全文の購読ができますのでお知らせします。

ぜひ多くのひとに読んで欲しいなあ。

リンク先はコチラ

2014年1月5日日曜日

府中ダービー in 味スタ

きょうは一日曇り空で、冷たい北風が吹いていました。調布市の味の素スタジアムで、トップリーグの東芝ブレイブルーパス対サントリーサンゴリアスの試合を見てきました。
 
FC東京のホームである味スタですが、年間1試合だけラグビーがおこなわれます。それが、この地元府中市に練習本拠地をおく、両チームの試合です。
 

今シーズンは東京国体が開催され、Jリーグが50試合以上開催されています。


試合は、からくもサントリーが逃げ切った感じです。しかし両チームとも動きは今ひとつで、これからのシーズン後半に向けて課題が多そうです。

開始早々負傷退場した、東芝のキャプテンで日本代表のリーチマイケルの容態も気になります。


試合のあとは、芝生を管理している(株)オフィスショウの池田社長にお願いして、グラウンドを見学させていただきました。

このブログで何度もご紹介していますが、池田社長は、われわれNPOファングリーンの設立当初から技術指導をしてくださっており、わたし個人的にも芝生技術の師匠です。


こちらは、FC東京の女性グラウンドキーパーでハルさん。カッコイイ!
もはや「女性の」ってつけるのは失礼かもしれません。

味スタは、きょうの試合で今シーズンは終了。あとは3月のJリーグまでお休みです。排水工事などおこなわれるようで、春にはまた一面緑の芝生になっていることでしょう。

ファングリーンの活動についても、池田社長にいろいろアドバイスをいただきました。

鳥取方式

昨年、第三回鳥取方式芝生化アカデミー(鳥取県)へ行きました。(報告は3回分がコチラ

その際、朝日新聞鳥取総局の吉田海将記者が密着取材をされていたのですが、その内容が新春1日より鳥取版で毎日連載されています。

きょうは、コカコーラウエストスポーツパークの話で、NPOファングリーンの師匠でもある、池田省治さんが紹介されています。記事へのリンクはコチラ(全文を読むのには、デジタル版の申し込みが必要です)。

わたくし事務局はデジタル版で読んでいますが、やっぱり昭和アナログ世代としては紙面で拝見いたしたく、だれか鳥取の方、紙面を送っていただけないかな?実費はお支払いしますので。

2014年1月4日土曜日

ムサリク仕事はじめ

NPOファングリーンブログをご覧の、芝生フリークの皆さま。あけましておめでとうございます。
本年も、NPOファングリーンをよろしくお願いいたします。
 
今年は穏やかな日よりの三が日でしたね。
 
NPOファングリーン事務局の仕事はじめは、いつものむさしの市民公園芝生広場ではなくて、すぐ近くの武蔵野陸上競技場(ムサリク)のお手伝いでした。
 
ムサリクは本日4日から利用が入っているため、正月休み中に芝生をカバーしていた養生シートをはがす作業が仕事はじめです。
 

こんな感じで、通気性のあるブルーシートが、ピッチ全面に8枚敷いてあります。


4人でたたんでまとめていく、っていう簡単な作業なのですが、1枚が大きいためにこれが結構大変。
昨日は風がなかったので、ご覧のようにシートが平らな状態でたたんでいるのですが、向かい風ならシートがふくらむし、追い風ならシートがたくし上げられて、いずれにしても収集つかなくなります。


きのうは風がなく穏やかだったので、4人作業で休憩を含みつつ、2時間でたたみ終わりました。

保温になっていたので、ライグラスがかなり元気になっている様子です。

この作業はスポーツターフでは一般的で、最近は小学校校庭でもやっているようです。
小学校ではかならずしもやらなければならない作業ではなく、利用状況や作業者の負担を考えて、作業の可否判断をおこなっています。
やれば多少は効果はあるでしょうけど、大変ですからね。要検討です。