2015年11月10日火曜日

青空市後の惨状

先週日曜日11月8日は、むさしの市民公園での今年最後のおまつり、「青空市」が開催されました。毎年、姉妹都市からの出展を含めて、芝生の上にたくさんのテントが立ち並ぶおまつりです。
 
芝生の上にたくさんのテントが立ち並ぶために、それを設営するためのトラックやフォークリフトが稼働するため、以前から市と話をして、主催者側になるべく芝生の上には入らないで作業してほしいとお願いしていました。
 
が、
 
今年は設営の金曜日から土曜日もくもりや雨、開催日の日曜日も、ほぼ終日雨、撤収の月曜日も雨と、その影響が懸念されていました。
 
案の定、悪い結果が…。
 


わたくし事務局は、平日は本業のため公園に行けないのですが、メンバーからこの写真が送られてきました。

とても悲しいです。

主催者や、設営・撤収作業する作業者にはそれなりの理由があるのだと思いますが、こうなると、芝生以前に公園としての機能が果たせなくなってしまっています。サッカーできませんものね。

さて、どうするか。
とりあえず明日の朝、本業を休んだスタッフメンバーで集まって、対応策を協議する予定です。

2015年11月8日日曜日

雨空の下でも青空市


青空市当日の様子です。天気は朝からあいにく本降りの雨です。例年同様、日本各地から自慢の特産品を持ち寄って下さった出店者さんのテントが並んでいますが、残念ながら客足はまばらです。

提携友好諸都市からの特産品の数々に、食欲をそそられます

この雨天での開催では、来場者も減るでしょうし、売上げも伸びないでしょう、せっかく来場されたお客様も足下がぬかるんで、気持ちよくお祭りを楽しめないでしょう。さらに芝生にとっても大きな受難につながります。雨で地表土が緩んだところを来場者や出店者さんが繰り返し踏み、お祭り後には撤去のトラックが走り回ることで、芝生へのダメージが乾いた状態よりも遙かに深刻になりがちです。

土の部分は完全なぬかるみ 土と芝生の境界部分もこの有様です
朝からかなりの本降りで、芝生のない土の外周部分はドロドロのぬかるみになっています。

ステージの上のは武蔵野のゆるキャラ「むーちゃん」です

芝生のしっかりしているところには水たまりもぬかるみも出来ません


一方、芝生がしっかりしている部分は、水たまりもぬかるみもなく、快適な足下です。これも芝生の恩恵ですね。



しかし、一般来場者の方もちらほら目につくものの、会場にいる方のかなりの部分が出店者&主催者さんで占められているような…….。さすがにこの雨では、 足も遠のきますよね。イベントの内容がそもそも「青空市」なわけですから、「雨空」の時には中止とすることも検討されてはどうでしょう。


一週間前にはキレイな芝生だったライグラスの若芽もこの有様

このあたりはかろうじてぬかるみにはなっていませんが、タプタプです

芝生のない土の部分はドロドロのぬかるみ、芝生と土の境界部分は、あまり根も入っていないのでタプタプに緩んだ状態、しっかり芝生が生えて根も絡み合っている部分は、水たまりやぬかるみにはなっていませんが、水を吸ったスポンジのようにユルフワな感じになっています。

明日からの撤去作業で相当のダメージを受けることは間違いないでしょう。せめて回復可能な程度に収まってくれることを祈るばかりです。



2015年11月6日金曜日

今年の青空市 設営作業開始

 毎年この時期のブログには書いているのですが、11月の第一週末には青空市が開催されます。市民公園に、ステージや数多くのテントが建てられ、日本各地からご当地特産物を持ち寄った出店者が参加する大規模なイベントです。

青空市前の芝生(ビフォー青空市)

毎年大盛況なお祭りで、芝生への踏圧のダメージもかなりのものなのですが、お祭りそのものについては、芝生のおかげで来場者の皆さんが、以前の土の公園よりもはるかに快適なお祭りになったことを楽しんで頂ければ本望と考えています。(まあ大部分の人はそんな足下の違いには気がつかないと思いますが)

青空市前の芝生2(ビフォー青空市2)

問題は、設営と撤去作業で数多くのトラックが入ることで、ここでどれだけ配慮して頂けるかで、芝生へのダメージが大きく変わってきます。季節的にも、このタイミングで受けたダメージはもう春まで回復するのは難しくなってきますので、大げさな言い方ですが、ここでの設営撤去作業によって、これから春まで約半年間の市民公園の状態が左右されることになります。

本日は、日曜日に開催される「青空市」に向けてのテントの立て込み作業が朝から行われます。出勤前に市民公園に立ち寄り、設営業者さんに一言「ご苦労さまです。市からも言われていると思いますが、芝生には車を入れないようにお願いしますね」とにこやかに挨拶です。

今年の青空市設営作業開始の朝 まだ美しい芝生
すでにトラックが入ってますね

設営業者さんの現場監督さんに上記挨拶をすると、「そのように聞いていますが、テント立てるのが土の外周部なんで、芝生に全く入らないというのは無理ですよ」とのこと。まあ業者さんにしてもお仕事なわけですから、現実的に不可能な無理を強いるつもりはありません。可能な限りで、なるべく極力入らないようにお願いしますね、とお願いするにとどめておきます。

2台目のトラックが登場。やはりそのまま芝生に入ってきますね
資材荷下ろし開始。芝生の上では台車も転がりにくいでしょうに。

実際のところ、この青空市や4月の桜まつり、今年は中止になってしまった7月のふれあい祭りなどは、この市民公園が芝生になる以前からここで開催されていた大規模イベントで、芝生化前にはそんな車輌の乗り入れを避けて欲しいなどと面倒くさいことも言われていなかったので、なんで後から出来た芝生に気をつかわなければいけないんだと、なかなか理解と協力を得られなかったようなのですが、これもここ数年は徐々に意識が変わってきたようで、設営業者さんもかなり気をつかって下さるようになっているのを感じていました。さて今年はどうなることやら、です。