8月25日(土)は社団法人武蔵野青年会議所主催の「武蔵野まんなか夏祭り」が開催されました。
このむさしの市民公園が全面芝生化されてから始まったおまつりで、今年が3回目。
当初から、「芝生へのダメージをなるべく少なくして、かつ参加者が楽しめるように」とNPOファングリーンにもご相談いただき、利用方法など考えていらっしゃいました。
おまつり当日には用事があって参加できなかったのですが、今朝芝生の様子を見に行って、芝生へのダメージが少ないことに驚きました。
実行委員長とお話しできたのですが、設営業者にも「なるべく芝生に車を入れない」ということを徹底してくださっていたそうです。
おかげで、ダメージらしきものはヒトの踏圧による擦り切れのみ。これはある程度「想定の範囲内」です。
撤収作業も、大型のステージについては専門業者がやっているものの、その他のテントの撤収はすべて青年会議所のメンバーがみずからやっていました。
業者なら、芝生の上をトラックが走り回って、片付けたテントを回収していくのがふつうですが、今回は、芝生外に止めたトラックに、テントの部材をそれぞれ人力で積み込んでいきます。
実は、社団法人武蔵野青年会議所の方々は、ポット苗の植え付け作業にも大勢で参加していただいているのです。 そんなこともあって、芝生の上でおまつりをやる良さを十分に理解していただいている様子。
いろいろお気遣いいただいてありがとうございました。これで参加者も喜んでいただいていたなら、芝生管理者としてうれしい限りです。
撤収後は、芝刈りと水まき。
さすがに1日以上散水せず、たくさんのヒトに踏まれた芝生は、へなへなのパサパサになっていました。
散水したら、すぐに親子連れがびしょびしょになって遊んでいます。
たっぷり散水したらこの通り。ほぼ元通りですな。
ホントに実感します。おまつりでの利用時のヒトの踏圧なんて、公園にとってはたいしたことない。それよりも、参加者にはマッタク関係ない、“設営・撤収時の車の進入”と“モノを置きっぱなし”にすることが問題なんだな、と。
なんども言っていますが、別に芝生管理者だからってうるさいこと言うつもりはないんですよ。
ただ、税金も投入し、市民の力でせっかく芝生を育てているのだから、それがなるべく無駄にならないように、一緒におまつりのやり方を考えていきたいと思っています。
こんなふうにもできるんですよね。
0 件のコメント:
コメントを投稿