
今年の第1回のティフトンポット苗植え付けから2ヶ月、第2回の植え付けから1ヶ月経過したむさしの市民公園です。本日はわたくし代表Tと、サポートメンバーのNさん、Kさんご夫妻の4名の作業にて、芝刈りと散水を行いました。
芝生化3年目のむさしの市民公園の南側半分は、例年になくオヒシバが大量発生してしまっています。今週はメンバーの都合がつかず1週間ぶりの芝刈りとなってしまったため、オヒシバがこの通り、モサモサに茂ってしまっています。

本当は毎日でも刈りたいのですが、今のところは平日1回、週末に1回程度の刈込みでしのいでいます。

「芝生は雑草取りが大変」と、芝生を敬遠する理由のベストスリーには挙げられる雑草ですが、左の写真のように、一緒に刈り込んであげれば「遊び場」としての芝生として何ら支障はありません。草が足に絡みつくこともありませんし、ボールもスムーズに転がります。草露で靴がびっしょり濡れてしまうことも、ボールがなくなってしまうこともありません。土がむき出しになっているよりは、例え雑草と呼ばれる草であっても、緑で覆ってくれている方がベターです。
このように、雑草は取らず、一緒に刈り込むことで、芝草もその他諸々の草も、頻繁に刈り込むことでともにターフを形成してもらうというのが鳥取方式の考え方です。
とは言え.....、今年のオヒシバの繁り具合はちょっと激しすぎるというのも感じます。場所によってはティフトンの匍匐茎が伸びていくのをあからさまに妨げてしまっているものもあります。そういう部分についてはその場の判断で抜くこともあります。雑草の侵入は許さず根絶するというわけでもなく、全く抜かないというわけでもなく、その辺は作業メンバーの好みとその場の気分次第で柔軟に対応しています。

左の写真で、淡い緑色の部分が昨年と今年植えたティフトンポット苗が拡がった部分、くすんだような濃い緑の部分は、春に撒いたライグラスが猛暑のために枯死寸前になっている部分です。
ティフトンの旺盛な成長が期待出来るここから1ヶ月で、どこまで覆うことが出来るかが重要です。
ティフトンの層がしっかりした部分ほど、オーバーシードしたライグラスも健全に残りやすく、ライグラスがしっかり残れば下にある休眠中のティフトンも保護されて翌年に持ち越されるという好循環につながります。
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