ご覧のような状態です。どうでしょうか?むさしの市民公園と同じく、ティフトン芝の上に、ライグラスがオーバーシーディングしてあります。
でも、茶色い部分も目立ってしまっていますね。一面の緑とはいかないようです。
しかし(ここが大事です)、養生期間をとっていないでこの状態なんです。ポット苗で補植をしても、ライグラスを播種しても、一年中養生期間なし!
週末のサッカーや野球チームにはそれぞれ1~2週間程度練習をお休みして頂いたそうですが、平日の休み時間や放課後、体育の授業などの立ち入り禁止はなし!
学校によっては、秋の運動会後にライグラスをオーバーシーディングして、そのあと1ヶ月程度立ち入り禁止として、その間を読書や情操教育の期間としているところもあるようです。それはそれで貴重な勉強の時間になるでしょうから否定しません。
でも、「校庭芝生化」っていうと、すぐ「子どもたちが校庭を使えない期間ができてしまうのはけしからん」とまなじりをつり上げて“芝生化ネガティブ論”を掲げるPTAや教育委員会が多いけど、こんな使い方もできるんだよ、と強く申し上げたいです。
お昼休みに最初に校庭に飛び出してきた男の子たちですが、まずは座ってじっくり作戦会議でしょうか?
事務局の子どもも小学生ですが、どうせならこんな校庭の小学校に入って欲しかったなぁ。校庭芝生化を持ちかけた、当時の我が子の学校のPTA役員のお母さんが「うちの学校の子ども達は休み時間も思いっきり土の校庭で遊んでいます!わざわざ芝生にしなくても大丈夫です!」って言ってたけど、ぜんぜん運動量が多いんですよ、芝生の上の子どもって。
小金井二小を見ていれば、これだけ動けば給食の食べ残しも少なくなるだろうし、夜もぐっすり眠れるだろうなと思います。おまけにケガは少なくてね。
ぜひ見学に行って頂きたいです。この様子を実際に見て、それでも校庭芝生化に反対するPTAや教育委員会って…、誰のためのもの?
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