きょうは、早朝から武蔵野市陸上競技場(ムサリク)のグランドキーパーの方々と作業してきました。昨日まで、サッカー仕様のラインでしたが、きょうの日中はラグビー仕様に衣替えです。(さらに言うと、夕方からまたサッカーの利用が入っているそうです)
まずは、ラインのペイントがよく乗るように、夜露を払います。長~いホースを持って、芝生の上を行ったり来たりすると、葉先の露が下に落ちるわけです。けっこう大変。
本日のライン引きの道具です。ひもを張ってそれに沿ってコロコロ手押しで動かしていきます。黄色い箱の中に、水性の芝生用ペイントがたっぷり入っていて、先頭の白いわっかの幅だけ塗られます。
正面スタンドからバックスタンド側へ、ひもに沿っているのがわかりますか?(画像をクリックすると拡大します)
でも、ちょっと変ですよね。いま引いているラインの左側にも白線があります。ラグビーって、こんなに近くにラインが2本ありませんよね?
ちょっとわかりにくいですが正解です。こんどは左側のラインの上に、緑色のペイントをのせていきます。グランドキーパーの通ったあとの白線が薄くなっているのがわかるかな?
なんでこんなことになっているのかというと…、消している方の白線(左側)が、昨日までのサッカーのセンターライン。本日引いた右側の方の白線が、 きょうのラグビーのセンターラインです。
今回はサッカーとラグビーでグラウンドの位置をかえていますが、たとえば同じサッカーでも、ラインの位置を変えて(もちろんルールにはちゃんと従った上で)、利用を分散させているのです。
サッカーグラウンドでいちばん芝生が痛む場所は、センターサークル付近とゴール前ですから、こうやってグラウンドの位置を変えてやることで、痛みも分散させ、ひいては良い状態を長く保てるわけです。
めんどくさい作業だと思いますが、プロの芝生師はこんな工夫をしています。
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その後は、いつものようにむさしの市民公園芝生広場の散水です。
きょうのガキ…いやお子さまはアホでした。スプリンクラーであたま洗ってます(笑)。
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