2013年1月14日月曜日

予想外の大雪


関東地方は、沿岸を急速に発達しながら東進する低気圧のために、予想外の大雪になっています。
このいわゆる“南岸低気圧”は首都圏に雪を降らせる典型的な現象なのですが、低気圧の進路や上空の寒気の南下の具合で雨になったり雪になったりと、気象予報士泣かせの低気圧とも言えます。
簡単に言うと、低気圧が北寄りを通ると、低気圧に南から流れ込む暖気の影響で雨となり、逆は寒気の影響が強くなり雪になります。ところが南に寄りすぎると、降水域が関東地方にかからないわけですね。
 
南岸低気圧の発達による“雨雪判別”は、気象予報士試験にとてもよく出ます。
 
…と、すこし気象予報士らしい(?)解説を加えたところで、きょうのむさしの市民公園です。
なにもこんな雪の中を行かなくても良いとは思ったのですがね。気になって見てきました。
 

きょうの11時過ぎの様子です。風も強く、顔が寒い。


積雪は、この時点で4㎝くらいです。


誰も踏んでいない雪を踏みしめるのは良い気持ちですね。
わたくし事務局は、学生時代にスキー場で雪下ろしのバイトをやっていたこともあって、寒さや雪にはけっこう強いのですよ。

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