2012年3月13日火曜日

寒い冬がつづきます。

かなり更新のあいだがあいてしまいすみません。

==================

気象庁が3月1日に発表した、今冬の気象概況を検証してみることにしました。

気象庁の発表によると、北日本から西日本にかけて、12月、1月、2月と3か月連続低温で、冬の平均気温が低かった」。

冬型の気圧配置が強く寒気の影響を受けやすかったため、北日本から西日本にかけて冬の平均気温が低かった(ここ10年間では、北日本では今冬が最も低く、東・西日本では2006年冬に次いで低かった)。12月、1月、2月それぞれの月平均気温も連続で低く、冬に3か月間連続で月平均気温が低かったのは、北日本では2001年冬以来11年ぶり、東・西日本では1986年冬以来26年ぶりとなった。 (気象庁のホームページはココ

今冬のむさしの市民公園の芝生広場は、例年に比べてすり切れが激しく、現在は(管理者としては)心を痛める状況になっています。
11月下旬のお祭りの影響はもちろんあるのですが、それ以後の利用者数は例年とあまり変わらないとして、気候的にはどうなのか…と。

まずは練馬のアメダスデータから、12月~2月の旬別気温の変化を見てみます。

過去30年の平年値に比べて、今期はいずれも低温になっています。12月下旬と1月下旬は、平均気温よりも2℃も低くなっており、これはかなり厳しい状況であったことがわかります。

今度は降水量ですが、覚えていますか、年末年始にかけて雨が全く降らずにカラカラ天気だったこと…。グラフでもわかるように、12月中旬~1月上旬にかけてほとんど降水がありませんでした。

したがって、11月下旬のお祭りで受けたダメージのまま、12月に一気に低温になり、さらに1ヶ月近く全く降水がなかったために、芝生広場のダメージが拡がったと推察されます。

==========================

しろうと気象予報士としては、この程度の分析しかできませんが、なにかコメントがあれば投稿いただけますと幸いです。

0 件のコメント: