2009年11月28日土曜日

スッキリ!むさしの市民公園

久々の芝刈り→施肥→散水、と一連の作業をおこないました。

今日は、近くの武蔵野陸上競技場で少年サッカーの大会があったそうで、こちらの芝生公園がアップのために使われていたようです。

作業のために、練習を中断していただいたチームのかた、ごめんなさいね。

 
 
←乗用芝刈り機にもすっかり慣れた様子の、サポートメンバーKさんです。
 
 
  
  
 
 
 
 
←本日始めてお越しいただいた、新人サポートメンバーのNさんです。さっそく肥料散布をやってもらいました。
   
    
    
      
このほかにも、本日は新しくサポートメンバーに加わりたいという、近くにおつとめのMさんもお見えになり、にぎやかに作業がおこなわれました。
芝生の成長が遅くなるため、作業のモチベーションがあまり高まらない時期かもしれませんが、春先からの劇的な変化を思い描いて、一緒に作業をやっていきましょう。
     
  
  
  
←作業が終わった後は、さっそく少年サッカーが練習です。
このユニフォームは、ポット苗植もお手伝いいただいたFCハナロです な。
 
 

2009年11月22日日曜日

今日の市民公園

午後から雨の予報だったので、早いうちに芝刈りと肥料散布をしようと思っていたのですが、9時前から雨となり、今日の作業は中止にしました。
 

 
 
 ←小雨の降る市民公園です
  
 
 
  
 

 
 
落ち葉がたまって、こんな感じになってしまったので早くどけてやりたいのですが…
  
  
前回の、ファングリーン代表の書き込みにも、先日のおまつりの後遺症について書いてありましたが、この時期はいくらティフトン+ライグラスが丈夫だといっても、いちじるしい成長が望めないので、本格的な修復・回復は春まで待たねばなりません。
 
 
 
←四角く、ライグラスがすり切れいている箇所がありました。きっと、おまつりの準備段階から、モノをおきっぱなしにしていたところと思われます。
 
 
 
 
「芝生の上にモノを置くと、こうなちゃうんだ」って、だんたんとわかってもらえればと思います。
芝生のマナーですな。
“芝生の利用規則”って言葉は堅苦しくて好きではないので、公園を芝生にすることで、利用者に芝生のマナーが醸成されてくることを願います。
うれしいこともありました!おまつり後(11月10日と12日)に、黒土と混ぜて冬芝ライグラスの種子をまいた箇所から芽が出ています。
  
←クリックして拡大して頂けるとわかります!
 
 
 
   
本当はこの状態で養生をしてあげればより良いのだとは思いますが、今年はもう養生せずにこのまま見守ります。ティフトンがはげてしまった箇所なので、すこしでも緑になってくれるとうれしいのですが。
そういえば、だいぶ自転車の轍の跡が芝生内に目立つんですよ。
遊んでくれるのはうれしいのですが、自転車はちょっとひかえてもらえると芝生はうれしいと思います。

2009年11月14日土曜日

青空市とむさしの市民公園


11月14日、青空市から1週間経過した、雨上がりのむさしの市民公園の様子です。


左の10月中旬の写真と比較すれば、そのダメージの大きさは明らかですね。

もっとも、この時期に数万人規模の来場者がある恒例のイベントがあることは、事前に分かっていたことですので、ここで相当のダメージを受けることは、ある意味想定内ではあります。

というよりも、青空市に来て頂いた来場者の方が「去年よりもずっと気持ちいいね」と思ってくれたら、そこで踏まれることでダメージを受けた芝もそれだけ役に立ったということですので、いいのです。むしろ本望です。

ただ、この青空市による芝生のダメージは、どうも、来場者の方に踏まれたことというよりは、会場設営と撤去のためのトラックやフォークリフトが走り回ったことによるものなのではないのかというのが、どうにも釈然としないのです。

管理者である武蔵野市緑化環境センターには、「お祭りの来場者に踏まれることは全く問題ない。むしろ来場者の皆さんに芝生の気持ちよさを味わってもらえることは私たちとしても嬉しい。ただし、会場設営、撤去で運搬車両が入ることは出来るだけ避けて欲しい。どうしても必要な場合のみ最小限にして欲しい。」とお願いし、快く了承も得ていたのですが、やはり現場レベルには十分伝わっていなかったようです。


また、当日芝生の上にバーベキューグリルを直置きされていた出展者がおられたということは人づてに聞いていましたが、そこ(恐らくここでしょう)はこんな風になっていました。芝が四角形に完全に枯死しています。踏まれたことによるものではありませんね。他の部分は春になれば復活する望みがありますが、ここはそうはならないでしょう。

非常に残念です。

もちろん、その方も悪気があってやられていることではないとは思います。ただ単に、知らなかった、気づかなかった、考えもしなかっただけ、なのでしょう。もしその方に、そこに芝生が生えている意味、去年までは土だった地表が緑の芝生で覆われているのはなぜなのか、誰かが植えて誰かが世話をしているからそうなのだということが、少しでも伝えることが出来ていれば、きっとその方もブロックを置くなり台を置くなり、配慮してくれていたのだろうと思います。

そういう意味では、トラックやフォークリフトのことも、バーベキューグリルのことも、私たちファングリーンが十分にこうしたことを周知し、会場設営業者や実行委員の方々にも事前に十分な説明とお願いが出来ていなかったことによるものなのでしょう。反省すべきは私たちです。

もっとも、今このような状態になってしまっているからといって、市民公園の全面芝生化は失敗だったのか、そもそもこのような不特定多数による使われかたをする公園の芝生かなど無理だったのか、と言われれば、少なくとも私たちは全くそのようには考えていません。

よく「芝生は踏んだらすぐに剥げてしまう。だから公園や校庭では失敗するに決まっている。駄目に決まっている」と言われます。

むさしの市民公園も踏まれることではげてしまいました。でも私たちはまだ「失敗した」とも「駄目だった」とも思っていません。

それについてはまた次回以降、改めてご説明したいと思います。

2009年11月8日日曜日

むさしの青空市

今日は、むさしの市民公園全面芝生化後最初にして、今年最後のイベント“むさしの青空市”が開催されました。
中央部分のステージ前はすこし広場になっていますが、あとはテントが所狭しと並んでいます。


実は、テントや資材の搬入が始まっていた昨日から、何人ものひとから連絡をいただいていました。「ねぇ、かなりトラックが入って作業しているよ。芝生大丈夫かなぁ」…と。

トラックのわだちには、いくら丈夫なティフトンといえどもかなわず、大丈夫なわけはないのです。
でも、おまつりがあることは当初からわかっていたので、これもこの公園の特色ですね。

こんな感じになってしまいました(>_<)

今週、おまつりのかたづけが終わったあとには、最後の冬芝ライグラスの種まきをおこないます。時期からすると成長は望み薄ですが、今年はもう養生柵も設けずこのまま行きます!

おそらく1万人くらいのひとが訪れていたと思いますが、「あれっ、いつの間にか芝生になってる?」って気づいたひとはどのくらいいるかな。

2009年11月7日土曜日

西東京市の校庭芝生化

西東京市教育委員会から校庭芝生化のご相談がありました。

来年度以降、市内の校庭を芝生化してきたいというもので、いわゆる“鳥取方式”も工法のひとつとして考えているとのこと。このブログをご覧になってのご相談でした。

何度か打合せをさせていただき、候補地として、西原総合教育施設のグラウンドの天然芝生化について一緒に考えていくことになりました。
この施設は、廃校になった小学校をそのまま利用したもので、体育館やグラウンドなどを「にしはらスポーツクラブ」が運営母体として利用しています。

今日は、にしはらスポーツクラブと西東京市が主催し、NPOファングリーンが協力した講演会がありました。ファングリーンの戸塚代表理事と、(株)オフィスショウ代表取締役の池田省治氏が、それぞれ「地域とともに育てる、思い切り使った楽しむ天然芝のフィールド」 「芝生文化が子どもたちを変える!」という題目で話題提供をおこないました。


 
 
 
←NPOファングリーンの戸塚代表
 
 
 

 


  
  
←相変わらずエネルギッシュな池田社長です。
  
 



話題提供後は、全体の半分の時間を使って、質疑応答と意見交換でした。
養生期間の問題や、芝生管理の作業量などについて活発な質問が飛び交いました。


 
 
←約40名の参加者です。
にしはらスポーツクラブの関係者だけではなく、市内の小学校長や副校長、幼稚園長などもいらっしゃいました。
 
 
 


芝生化について、ネガティブな意見は必ずあります。
でも、やれば必ずいいことがあります。

今回の講演会が、芝生化の機運を盛り上げる一助となることを願っています。