2008年10月6日月曜日

鳥取方式

われわれNPO法人ファングリーンの先輩格のNPOをご紹介します。
NPO法人グリーンスポーツ鳥取”です。代表のニールスミス氏は、ニュージーランドから来日し、鳥取県にお住まいのラガーマンです。マスコミでも何度か取り上げられているのでご存じの方もいらっしゃると思います。
来日当初から「何で日本のグラウンドや校庭は土なんだろう」ということに疑問を持ち、自らその疑問を解決するべく動いてきた方です。ファングリーンが当初から芝生の指導を受けている(株)オフィスショウの池田省治氏とニールスミス氏が懇意であることから、われわれの芝生づくりにもずっと参考にさせてもらってきました。

鳥取方式”は、芝生の育成に関する基礎概念ともいえるもので、むさしの市民公園での芝生づくりにもその考え方が取り入れられています。プロ仕様のグラウンドから幼児が遊ぶ気持ちのいい芝生公園まで、ニール氏の言葉を借りれば『芝生はあって当たり前』で、その用途に応じて管理手法が変わります。造成方法も、予算や利用方法に応じて、われわれもおこなったティフトンのポット苗方式などが使われます。鳥取大学で芝生がご専門の中野淳一准教授が考案され、鳥取から広まったことから“鳥取方式”と呼ばれるようになりました。

7月にニールスミス氏と鳥取方式による校庭の芝生化についてのテレビ放送がありました。ご覧になっていない方のために、ネット配信されています。
このホームページをご覧になり、【本編動画】をクリックしてみてください。
芝生化により、小学生の50m走が平均で2秒以上早くなったという話に驚きました!

1 件のコメント:

green さんのコメント...

とても分かり易い案内で有り難うございました。

グリーンスポーツ鳥取からのお礼。