参加チームは、府中ジュニアラグビークラブ、西東京ラグビースクール、多摩ラグビースクール、八王子ラグビースクール、昭島ラグビースクール、武蔵野ラグビースクールです。
富士森公園陸上競技場は、天然芝の競技場で、子どもたちものびのびとプレーを楽しんでいる様子でした。
いっぽうで、小学校低学年でも、ひざから下を果敢にねらうタックルや、倒れながら味方へボールをパスしたり、こぼれたボールへのセービング(身を挺してボールを守る行為)などが随所に見られました。
これらのプレーは、転んでも痛くない“芝生”ならではのプレーですが、この日が天然芝のグラウンドだからといって急にできるものではなく、普段から練習しなければなりません。
そこで、各チームに普段の練習グラウンドについて聞いてみたところ、人工芝グラウンド2チーム、雑草混じりの土のグラウンド3チーム、ダスト舗装のグラウンド1チームでした。
昔ラガーマンだった事務局の経験上、硬いグラウンドであれば、タックルされて倒れるときにまず(反射的に)自分の身を守ってから、次にボールコントロールを考えることになります。子どもならなおさらです。
それに対して、人工芝や雑草のグラウンドを普段から使用しているのであれば、子どもたちは経験的に転んでも痛くないことがわかっているので、次を考えた思い切ったプレーができるのだと思います。
全国でラグビープレイヤーの数やクラブ数の減少が言われています。
天然芝のグラウンドは、試合の時だけの特別な“ハレの舞台”ではなく、芝生のグラウンドがあって当たり前になって欲しいと切に願います。
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