2011年12月30日金曜日

みなさまよいお年をお迎えください

今日のむさしの市民公園芝生広場です。


親子連れかな。サッカーを楽しんでいました。

かなり痛みが激しく寂しい状態になってしまった芝生ですが、どんどん使っていただきたいものです。
芝生管理者としては、はやく春が来ないかなぁ…と。

来春は4月1日が年間最大の人出を誇る「桜まつり」ですので、そのあとからが2012年の本格始動になります。

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今年は、大震災はいうまでもありませんが、台風・大雨・噴火と日本中が自然災害に見舞われた年でした。
偶然ですが、そんな年に、わたくし事務局は「気象予報士」資格を取ることができました。植物の生育には、言うまでもなく気象が重要な要素となっていることから、以前から「気象と芝生」の関係に大変興味を持っておりました。

来年からも、気象現象に注意を払いつつ、芝生の育成を続けていきたいと思っております。
来年もNPOファングリーンとむさしの市民公園の芝生をどうぞよろしくお願いいたします。

2011年12月18日日曜日

年末の大掃除です

北風が冷たい、真冬の日曜日です。
芝生の上は霜が降りていました。


今日はメンバーとふたりで、市民公園の作業倉庫の大掃除です。
市から借りているプレハブ倉庫なので、いつもきれいに使ってはおりますが、年に1度は、こうやって中身を空っぽにして、拭き掃除をやっています。


わたしも相方も、昨夜はそれぞれの職場の忘年会で痛飲。
二日酔いの頭を抱えて、ダラダラと掃除していましたとさ。

2011年12月5日月曜日

今年最後の作業かな

昨日は、おとといまでの荒天とはうって変わって、まさに抜けるような青空でした。でも冬型の気圧配置なので、風は強く冷たかったですけどね。

朝のむさしの市民公園芝生広場です。だいぶ日陰が多くなりました。

むさしの青空市開催後、大きくダメージを受けてしまった箇所を中心に、2週間前に撒いたライグラスが発芽していました。なんとも弱々しい感じですが、育ってもらいたいですね。とくに養生柵は設置していませんので難しいですけどね。

作業は、おまつりで掘れてしまった箇所を中心に、土と砂に混ぜたライグラスの種をひたすらまきます。もう寒くなってきて発芽率は低くなるでしょうが、来春の発芽への期待も込めて。
あと、凹地になってしまったところには、土を入れておかないと、さらに掘れてしまいますので。

そしてこの日は、われわれNPOの賛助会員(法人会員)になってくださっている、
ジョンソンコントロールズ株式会社さまより、3名のかたがお手伝いに来てくださいました。 会員になってくださった上に、作業までご一緒していただけるとは…、恐縮です。

以前から、作業のお手伝いをお願いされていたのですが、なかなか時期の折り合いがつかず、こんな時期になってしまいました。もう少し良い状態の芝生を見ていただきたかったのですが、それはまた来年と言うことで、よろしくお願いいたします。

皆さまお疲れさまでした。
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忘年会の計画を立てようと思ったのですが、ことしはわたくし事務局が忙しく、時期を逸してしまいました。
新年会を企画いたしますので、会員の皆さま、お待ちくださいませ。

2011年11月19日土曜日

鳥取方式芝生化アカデミーその3

11月3日に見学した、鳥取市の久松公園(きゅうしょうこうえん:3,700㎡)です。
2009年にポット苗方式で芝生化しています。


動線に当たる中央部分は裸地化している部分もありましたが、全体としてはフカフカの気持ちいい芝生公園になっています。
桜の名所でもあるそうで、いぜんはお弁当を砂ぼこりのなかで食べることもあったらしいですが、いまは快適なお花見ができそうですね。

突然言葉づかいが悪くなってしまうけどさぁ~、やっぱ芝生って理屈抜きで気持ちいいじゃん。
行政に、これ見てほしいよなぁ。
地元に芝生の公園がない市民は、「不公平だ!」って声あげてほしいな。

2011年11月11日金曜日

むさしの青空市の準備

13日(日)にむさしの市民公園で開催される、むさしの青空市の準備が今日から始まりました。

準備や撤収日が雨天だと、作業を急ぐあまり、芝生が荒れてしまうことが過去何度もあったのですが、今回は芝生の上を車両が走り回ることはなかったようです。


芝生の利用について、主催者にも浸透してきているのがわかります。

2011年11月9日水曜日

今日の市民公園

晩秋の午後3時なのに、芝生の上に3組も。
公園の近くに勤務するファングリーン会員からの投稿です。


もっと近くに寄って撮れって言ってるんですけど、シャイなもんでね。

2011年11月5日土曜日

今日のむさしの市民公園

むさしの市民公園では、来週末に「むさしの青空市」が開催されます。おそらく2万人以上が訪れる、今年最後のイベントです。
ライグラスは順調に生育しているものの、ティフトンがないところにはライグラスも根付かず、裸地化しているため、おまつり後はやや厳しい状況が予想されます。

最初に播種してちょうど1ヶ月ですから、この1ヶ月を立ち入り禁止にしておけば、もっといい状況であったのは間違いないですが、それでは利用者のためになりません。あくまでも利用者目線で…。

おまつり前、最後の芝刈りと、裸地に3度目の種まきです。


10時からサッカーチームの利用が入っていたので、8時から10時までの作業でした。

2011年11月4日金曜日

鳥取方式芝生化アカデミーその2

次に訪れたのは、八千代橋付近の河川敷。いわゆる、河川敷のくさっぱらです。
いぜんは、国交省が年2回草刈りをやっていたそうですが、草がボーボーで、人が入れるところではありませんでした。
それでも、草刈りをやるためには業者に外注し、維持管理費はかかっていたのです。

そこのゴミや石を取り除き、芝刈りを夏場で月2回やったところ、このような芝生地に。


「芝生」って草の種類ではなく、草を刈った形状のことです。フラットに刈ってあればそこが芝生。
ここはいろんな草が入っているため、足裏の感触はグリーンフィールドよりやや堅いですが、それでも運動をやるには十分。


ジュータンに、ペルシャ絨毯から玄関マットまでいろいろあるように、国立競技場の芝生を頂点とすれば、ここは底辺の芝生ということになりますが、子どもたちがラグビーをやるのには十分です。

軽自動車とフェラーリでは、その値段の違いこそあれ、用途によって使い分けられているように、芝生も同じなのですね。(このへん、ニール氏の受け売りですw)

芝刈り以外、肥料も散水も、もちろんポット苗移植も、なんにもやっていません。
おまけに、今夏の台風による増水で、すっかり冠水したのにいまではこの状態です。

一方反対側にあった、市が管理しているスポーツ広場。泥をかぶったため、まだクローズです。
こっちで遊ぼうと思う子どもは…いませんがな。

ちなみに、国交省が業者に委託して年2回の草刈りをやっていたときは年間33円/㎡。ところがいまは、月2回の芝刈りで年間15円/㎡。

もちろん、利用頻度やら管理の手間やらあるので、いちがいに校庭や公園の芝生化と比較はできませんが、それでも、芝生って高いと思いますか?

2011年11月3日木曜日

鳥取方式芝生化アカデミーその1

上着を脱いでも汗ばむような陽気の鳥取市内でした。

いまは、東京の自宅に戻ってきてこのブログを書いていますが、まだコーフンさめやらぬ感じです。“芝生”にドップリつかった、中身の濃い一日でした。


とても一回のブログで書ききれるものではないので、何回かに分けて書きますね。


午前中の視察の最初は、ニールスミス氏が鳥取で芝生に関わることになった原点でもある、グリーンフィールドからです。

まず、目に飛び込んできたのは、本日おこなわれていたフリーマーケット。
販売する人も、買いに来ている人も、みんな車で来ています。
その車が、芝生の上にずらりと並んでいます。…というより、芝生が駐車場にもなっています。

むさしの市民公園の規模だと気になる轍ですが、これだけの広さだと、たまに車が入ってもなんともないようです。


このフリマの風景…。まるで外国を見ているようでした。


そして、ニール氏によってみんなはだしにさせられ、芝生の感触を足裏で感じながらの視察です。
この21,000㎡は、もともと生えていた草を刈り取り、ティフトンのポット苗だけでできたものです。いまはライグラスのオーバーシーディングはしてなく、自生している“スズメノカタビラ”がその役割を果たしているようです。


『芝生はあって当たり前』 この言葉を深くかみしめた一日です。

芝生人交流会

昨夜は、鳥取市内で“芝生人交流会”がおこなわれました。
30~40名程度で、こじんまりした感じでしたが、その分たくさんのかたとお話ができました。


自己紹介したところ、「ブログ見てますよ」っていうかたが多くビックリ。

こちら(左)はポット苗方式を考案した元鳥取大学農学部の中野先生
一次会のあとは、10人で二次会へ。
メンバーは、グラウンドキーパー、メーカー、高級官僚、地方公務員(下級:自称w)、地域で芝生管理をやっている方など…。
本気で日本の将来を考えてるメンバーたちでした。

中央がNPOグリーンスポーツ鳥取のニールスミス氏
さて、今日はこれから市内の芝生地をバス見学ツアーです。

2011年10月30日日曜日

芝生

日中はまずまずのお天気でしたね。午前中は、むさしの市民公園でのんびりゴミ拾いをして、軽く散水をしました。
野球をする親子連れや、子どもたちが大勢。
ダイビングキャッチやスライディングまで披露してくれました(写真が間に合わなくて残念)。

そのうちサッカーに疲れて、芝生の上でごろんと転がる子も。

まったりとキモチいいわな。 これが芝生の良さですな。
何度も言うけど、土のグラウンドじゃこんな様子は見られません。

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で、そのあとは近くの武蔵野中央公園スポーツ広場へ。
ここでは、わが子がラグビーをやっています。

子どもがラグビーをやっているグラウンドはこんなところ。


一転、180度うしろを向くとこんな感じ。


これまた、何度も書きますが、この光景って冗談みたいでしょ。
コチラの芝生では球技が禁止。ここは模型ヒコーキの聖地だそうです。毎週おおぜいのマニアが集まって、大会などもおこなわれています。


やわらかい芝生の上では模型ヒコーキ、かたいかたいグラウンドでラグビー…って、ホント冗談みたいでしょ。ヒコーキは落っこちても壊れなくていいですね。
またまた何度も言いますが、ヒコーキを飛ばしているかたがたを非難するわけでもないし、行政に文句言ってるわけでもないんですよ。……でも子どもは壊れちゃうかもしんないな。

ニュージーランドの人に見せたら、きっと「クレイジー」って言うだろな。
ラグビー日本代表を強くするって、ここから始まる気がするな。

2011年10月29日土曜日

キモチよい秋晴れ

乾燥した晴天のむさしの市民公園芝生広場です。まだまだライグラスの成長が見込める天候なので、本日も追いまきです。
今日はメンバーが二人だけだったので、一輪車一杯分程度の砂・土と、種を混ぜて薄いところへまきました。



先週日曜日にまいた種が発芽しています(画像をクリックすると拡大します)。


毎年この時期は、武蔵野市菊花展が開催されています。菊が飾られているテントですが、去年は前面が芝生にかかっていて、芝生の端がだいぶあれてしまったことを記憶しているのですが、今年は、芝生から1mほど下げてテントを張っていただいているので、芝生も痛まず、見に来てくれている人にも快適だと思います。

ホントにちょっとした気遣いなんですけどね。

2011年10月28日金曜日

東京都による校庭芝生化推進プロジェクト



当ブログをご覧になられているような方の多くは既にご存じのことと思いますが、東京都では、都内公立学校の校庭芝生化を積極的に推進しています。芝生化後の維持管理を児童・保護者・地域との協力で行っていくことを条件として、調査や設計の費用、芝生化工事そのものの費用、関連する設備(スプリンクラーや倉庫など)、備品等(乗用芝刈り機や肥料スプレッダーなど)の購入費などの全額を補助してくれるという、まことに潤沢かつ寛大な補助事業を行っています。



事業開始当初は、学校や保護者の側に、芝生は難しいもので学校側ではとても管理できないといった不安感や、校庭を芝生にすると養生期間を何ヶ月もとらなければならず、使えなくなってしまうといった誤解が根強かったそうですが、ゆっくりと着実に成功事例を積み重ねて、これまでに都内で228校もの学校が、この事業での校庭芝生化を実現しています。(平成23年8月現在)

この芝生化推進プロジェクトに賛同し応援しようという民間企業やNPO、地域の様々な団体や組織からなる「東京芝生応援団」なる団体が結成されているのですが、私たちNPO法人ファングリーンも、その一員に加えて頂いています。



先日のエアレーション・秋のオーバーシード作業の日には、東京都から芝生応援団に加わっているNPOの活動事例として取材に来て頂きました。都の校庭芝生化担当部署から、都内各自治体の教育委員会や公立小中学校に配布されるニュースレターにて、私たちの活動を紹介して頂けるとのことです。

ファングリーンではまだ直接学校校庭の芝生化をお手伝いする事が出来ていませんので、こんな立派なニュースレターで取りあげて頂くのはなんだか申し訳ないような気もしますが、「学校でも公園でも、子ども達が思い切り走り回って遊べる芝生を、まちのあちこちに作りたい」という想いは同じということで、今回取りあげて頂くことになったようです。



私たちの活動や経験が、都内で芝生化を推進する学校や地域、自治体の皆さんにとって、何か少しでもお役に立つことが出来れば幸いです。


2011年10月27日木曜日

青森県八戸市の小学校

先日、青森県八戸市を仕事で訪れた際、ぐうぜんとおりかかった小学校が芝生化していて、思わず足を止めました。


平成15年から校庭の一角を芝生化しているそうです。
都内では考えられないくらいの校庭の広さで、芝生化している一角だけでも1,000㎡くらいありそうです。校庭全体ではサッカー場が一面とれそうです。


わたくし、NPO事務局は本業ではなく、ふだんは別の顔を持っているのですが、どこを歩いていても、芝生を見ると思わず足を止めてしまう癖がついています。

2011年10月25日火曜日

異常天候早期警戒情報

平年からの隔たりの大きな天候が続くと、社会にさまざまな影響を及ぼすため、このような天候の発生の可能性について、できるだけ早い段階で発表する予測情報が「異常天候早期警戒情報」です。気象庁が、気温のみを対象として発表しています。

このあと全国的に気温の高い状態が続くと言うことで、「高温に関する」警戒情報が今日発表されました。農作物の管理に注意が必要です。

芝生にとっては、あとひとおし成長してくれる機会と考えられますので、むさしの市民公園では、今週末も冬芝ライグラスの追いまきをして、高温での成長に期待したいと思います。
(前回までのブログには書いていませんでしたが、10月4日のライグラス播種以降、養生せずに学校帰りの子どもたちや少年サッカーなどに利用していただいており、11月中旬には、またまた大きなお祭りがあるため、できるだけのことをしておきたいのです)

気象庁発表の警戒情報は下記の通りです(関東甲信地方のみ抜粋)。

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高温に関する異常天候早期警戒情報(関東甲信地方)
平成23年10月25日14時30分
気象庁 地球環境・海洋部 発表

要早期警戒
警戒期間 10月30日頃からの約1週間
対象地域 関東甲信地方
警戒事項 かなりの高温(7日平均地域平年差+2.1℃以上)
確率    30%以上

今回の検討対象期間(10月30日から11月8日まで)において、関東
甲信地方では、10月30日頃からの1週間は、気温が平年よりかなり高く
なる確率が30%以上と見られます。また、この状態は11月2日頃からの
1週間まで継続する見込みです。農作物の管理等にご注意下さい。
なお関東甲信地方では、明日からの2~3日間は朝晩を中心に気温が低く
なりますが、その後は2週目にかけて気温が高くなる見込みです。

2011年10月23日日曜日

雨上がりでライグラス追いまき

週末の雨が続いて、10月4日のライグラス播種以降なかなか芝刈りができずにいました。
昨日の雨も明け方までにあがって、ようやく芝刈りができました。

刈高50mmに設定し、いつもよりやや長めの芝刈りです。
刃は研いだものに交換し、ゆっくりとトラクターを走らせます。 スパッと切ってやることで、新芽に対するストレスを軽減させてやるのですね。

芝刈りをやっている間に、こちらでは土と砂を混ぜて床土を作り、そこにライグラスの種を混ぜておきます。

芝刈りが終わったあとに、ライグラスの発芽が薄いところや、夏芝ティフトンがすり切れてしまったために、凹地となったところを中心に、砂土混じりのライグラスを手でまきます。
本日は、正会員とサポートメンバー合わせて6人での作業です。

作業終了後はこんな感じ。
今日はまだ鳩には見つかっていない様子(しめしめ…)。

このあともヒマを見つけて、寒くなるまで追いまきを続けます。

2011年10月21日金曜日

にっぽん芝生化大作戦 in とっとり2011

にっぽん芝生化大作戦 in とっとり2011 「鳥取方式」芝生化アカデミー が開催されます。

鳥取方式の芝生化現地視察やシンポジウムなどがおこなわれ、NPOファングリーンからも参加することになりました。
開催日11月3日(木・祝)の前日夜には「芝生人交流会」も開催され、全国からおいでになる“芝生人”たちと、情報交換するのがいまから楽しみです。

ただ、ネットの参加フォームから申し込んだのですが、主催者からは「申込を受け付けました」的な返信がないため、ちゃんと受け付けてくれたのかは不安です…。
もう飛行機も宿も予約してしまったので、いまさらダメと言われても困るのです。

当日お会いできる方々>どうぞよろしくお願いします。

2011年10月14日金曜日

むさしの市民公園の芝生は安全か?



福島第一原発事故によって放出された放射能物質による汚染が関東各地でも問題になっています。特に雨どいの下や落ち葉の吹きだまり、草地や芝生などには放射濃物質が溜まりやすく危険ということは早くから指摘されており、私たちと全く同じ手法で、児童や地域の人々が一緒に植えて心を込めて育てた芝生を、苦渋の決断の末に剥ぎ取った福島の小学校のニュースには、私たちも深く心を痛めていました。

そんな中、8月中旬になってようやく、私たちが芝生化活動を行っている「むさしの市民公園」を含む市内24箇所の公園での放射線量測定が武蔵野市行われました。

むさしの市民公園での放射線量は….

公園北側市庁舎側の土の上 地上5cmにて0.06マイクロシーベルト毎時
公園中央の芝生の上 地上5cmにて0.08マイクロシーベルト毎時
http://www.city.musashino.lg.jp/anzen_anshin/shinsai/007041.html
※芝生の上での計測は私たちからのリクエストに応えて追加測定して下さいました。

0.08マイクロシーベルト毎時とは、つまり、1日24時間を1年間365日ずっとこの芝生の上で過ごした場合の被曝量が...

0.08x24時間x365日=700.8マイクロシーベルト

つまり年間0.7ミリシーベルトとなります。

この数値が安心してよいものか、それでも警戒すべきものかは、様々な意見もあるかとは思いますが、ワタクシ個人としては、福島原発事故以前から適用されていた基準値を一つの信頼出来る目安として考えていますので、「年間1ミリシーベルト」を安全か危険かの基準としています。

このことから「むさしの市民公園の芝生はこれまでと同様に使っても問題ない」と考えています。


6月の地元認可保育園父母会の運動会 大人も子どももみんなハダシ

やはり芝生は裸地よりも放射濃物質を溜めやすく、線量が高くなるという説を裏付ける結果とはなりましたが、それでも芝生を剥いだり、子どもの使用を制限しなければいけないような危険な数値ではなかったということに、ほっと一安心しました。

2011年10月11日火曜日

芝生研修その3

NPOファングリーンの芝生研修では、日本トップクラスの芝生も見学します。
 
以前から何度も訪問している、(株)オフィスショウ(池田省治社長)が管理している味の素スタジアムです。快く見学をお受けいただいて、感謝です。

J2の首位を走るFC東京の試合を翌日に控え、前日練習がおこなわれるとのことで、芝刈り・ライン引き・ゴールポスト立てなどがおこなわれていました。
 
ゴールポスト立てのちからわざの部分だけ少しだけお手伝いもしましたよ。

芝刈り機はこんなマシン。かっこいいなぁ。運転してみたいけど、これはちょっと素人には無理ですな。

少し前にコンサートが行われたということで、『テラプラス』(芝生養生のために敷くパネル)の痕跡がありました。味スタは、年間を通じて、球技だけではなくイベント会場としての役割も大きいようです。
グラウンドキーパーは、イベント後の芝生修復ワザも腕の見せ所です。
 
このように、年間何回かはトップクラスの芝生も見学して勉強しています。