2015年5月6日水曜日

ティフトン芝ポット苗の作り方

5月4~5日にティフトン芝のポット苗を作りました。
 
作成場所の武蔵野陸上競技場では、利用団体であるサッカーチームなどの協力で製作し、植え付けも子どもたちや利用者にお手伝いしていただき、芝生への理解を深める試みをしています。
 
植え付けは5月最終の日曜日だそうです。
 

5×5のプラスチック製の苗シートに砂を入れます。


平らにして…。


苗を差し込みやすいように、指で穴を開けます。なるべく深く。
この作業は大人なら必要ないかもしれませんが、奥までしっかりいれることで定着率を上げます。特に子どもたちに作業させるときには、穴あけは必須です。


順番が逆になってしまいましたが、ちぎったティフトン芝苗は、乾かないように水に浸しておきます。ひと株の量はこのくらい。


25個植え終わったところです。


アップで見るとこんなカンジ。


最後に、上からパラパラと砂をかけて凹部をなくして完成です。


完成したシートは、日当たりが良く(これ必須!)かつ散水がしやすい(これも必須!)場所にならべて1~1.5ヶ月で完成です。

散水は雨が降らなければ毎日欠かさず行います。
肥料は完成直後に1回、その後はら植え付け時期を勘案して、植え付け時に芝の勢いが最大になるように、肥料の回数を加減します。

3週間程度経って葉がグングンと上に伸びてくると、芝生バリカンなどを使って刈りそろえて、葉が横へ伸びるようにします。

完成時には、シートから苗が引き出しにくくなるくらい根がびっしりと張ります。
そうすると、地面に植え付けてスグにティフトン芝は根を広げ出すわけです。

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