2009年8月18日火曜日

植え付けから3週間 ~ 初芝刈と施肥

お盆休みの関係で更新の間隔が少し開いてしまいましたが、先週8月12日の水曜日、むさしの市民公園ではポット芝の初刈りと施肥を行いました。

7月20日のポット苗植付からほぼ3週間経過した様子です。

植え付け直後から梅雨の戻りのようになってしまい、散水しなくていいのは助かりましたが、日照不足による生育の遅れが心配です。8月10日頃、台風9号が通り過ぎてからようやく夏らしい日差しが照りつけるようになりましたが....ここから8月一杯、どこまで成長させられるかが勝負です。

はじめに植え付けたポット苗から、盛んに匍匐茎(ほふくけい)が伸びています。これら匍匐茎が重なりあい絡み合うことで、ふかふかの絨毯のような芝生に育っていってくれるはず....、なのですが、まだまだ時間はかかります。


ようやく照りつけ始めた真夏の太陽を浴びて、目一杯育ってくれるように肥料を与えますが、その前に、まずは上にボサボサに伸びた葉を軽く刈ってあげます。

手押し式エンジン付き芝刈機を操っているのは、この7月からサポートスタッフとして作業に加わって下さっているKさんです。奥さまとお二人で市民公園での散水と芝刈を手伝って下さっています。




全体を軽めに刈った後に、芝生専用の肥料を散布し、スプリンクラーで散水して終わりです。ざっと2時間の作業となりました。(普段は大体1時間程の作業です)

植え付けから3週間、まだまだ「芝生」と呼べる状態ではありませんが、それでも左下の植え付け直後の写真と比べれば、確実に緑が増しているのがお分かり頂けるかと思います。


植え付け直後、7月21日のポット芝の様子です。








通常、
ポット芝工法での芝生化の場合、芝生が形成されるまでには10週間が必要と言われていますが、私達に与えられたのはおよそ5~6週間ととても限られた時間です。このために、せっかくの夏休みにもかかわらず公園の北半分を使用制限し、利用者の皆さまにご不便をお掛けし、我慢して頂いています。

市緑化環境センターによれば、公園北半分が使えないことや、以前のように自転車での通り抜けが制限されていることについての苦情は、まだ特に寄せられてはいないとのこと。 市民の皆さまのご理解に感謝するばかりです。皆さまのご期待に添えるよう、気持ちのいい一面の芝生を一日も早く使って頂けるように、私達に出来る限りのことをしたいと思います。

0 件のコメント: