2009年8月31日月曜日

乗用芝刈り機納車!

8月28日の市民公園の様子です。匍匐茎が大分伸びてはいますが、まだまだ地表を覆うには至っていません。やはり梅雨開けの遅れによる日照不足が原因でしょう。今年の夏は日照時間が平年に比べ少なく、たくさんの日光を必要とするティフトンの成長が遅れるのも、無理のないことなのでしょう。こればっかりは私達がどんなに頑張っても、どうすることも出来ません。

涼しくて過ごしやすい夏ではありましたが、植物の成長にとっては相当のマイナスでしょう。秋のお米の収穫は大丈夫なのかと、そんなことまで心配になってしまいます。


さて、どうすることも出来ないことを嘆いていても仕方がありませんので、明るい話題もご紹介したいと思います。


500㎡から1600㎡へと拡がった市民公園の芝生を効率よく刈り込むために思いきって購入した乗用芝刈り機が、先週納車されました。販売代理店の東興産業さんから、操作方法、メンテナンス方法の説明を受けながら試乗し、指導してもらいながら刈り込み作業を行いました。





ファングリーンのメンバーでもありプロの芝生技術者でもあるK氏から、使い方のレクチャーを受けています。







やはり手押しの芝刈機とは比較にならない作業効率です。市民公園の芝生(特に南側半分)は凸凹が多く、あまりスピードは上げられないのですが、それでも刈り幅が倍以上なので、効率よく短時間で刈ることが出来ます。例えるならば、画用紙を塗りつぶすのに、細筆で塗るのか、ハケで塗るのかという話です。しかも、ゴーカートみたいで楽しいです(笑)

多くの市民に参加してもらって皆で芝刈しましょう、という場合には動力なしの手押しの芝刈機で、20人くらいで集まってワイワイカラカラやるというのもいいのですが、そのようなイベントを芝刈が必要な度に(週に2~3回)行うというのも実際にはなかなか難しいものです。

芝生を維持管理していくためには、ある程度以上の世話がどうしても必要です。これを、最小限の人手で最短時間で行うためには、このような機械を導入することで、作業効率を上げることが必要なのです。作業を省くのではなく、必要な作業を行うための時間と労力を、適切な機材を用いることで最小化することで、「大変な作業」が大変でなくなれば、色々の方に参加してもらいやすくなるでしょう。

手押しの芝刈機で1600㎡を芝刈しようとしたら、多分2時間以上かかります。これでは働いている方が平日作業することはほぼ不可能でしょうし、週末だって2時間取られるとなったらおいそれとは参加できません。しかしこれが20分で終わるのであれば、気軽に「ちょっとやってみようかな」という気持ちになるのではないでしょうか。

ファングリーンのモットーは、「やりたい人が、無理なくやれる範囲で、楽しめる形で参加する」ことです。これを実現しつつ、必要な維持管理を行うためには、適切な設備の導入が不可欠なのです。

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