2015年10月30日金曜日

ライグラスの初刈り

 ご報告が遅くなりましたが、先週土曜日10月24日にライグラス播種後の初刈りを行いました。
種まきから17日目、発芽確認から11日目です。


ライグラスの初刈りは、刈ったあとがとてもキレイで、年間の芝刈りの中でも、一番「やった感」があります。


乗用ロータリーモアでも、ご覧のようにダークライト(縞模様)ができます。
 

毎年、秋の播種後は養生柵をしていませんが、今年は南側の端っこのみ(全体の5分の1ほど)を柵で囲いました。上の写真は、その柵内の部分です。

 
こちらは、養生柵をしていない北側の大部分です。利用によりライグラスは倒れてしまっていますが、それでも全体に緑濃くなっています。
 
 
芝刈りをして、タップリ散水です。

2015年10月24日土曜日

第5回鳥取方式芝生化アカデミーその2

バスでの芝生化視察です。10月11日の午前中で5箇所を回ります。
 
 
バスガイドは、ニール・スミス氏。NPO法人グリーンスポーツ鳥取の代表であり、鳥取方式の芝生化を象徴する方です。ニュージーランド出身で、ラグビーをこよなく愛していらっしゃいます。
ちょうどワールドカップ期間だったので、いろいろラグビー談義ができました。
 
 
1箇所めは、千代川の河川敷。うっそうと生い茂る雑草をかっただけ。もとい、雑草という概念がないので、自然に生える野草です。雑草というのは、じゃまな草という意味とすれば、鳥取方式の芝生化に余計な草はないからです。刈ってしまえばすべてが芝生。
 
 
まいどおなじみですが、この芝生地ツアーでは、みんなハダシです。もちろん私は今回もサンダル履きで参加しました。
 

つぎは、鳥取市南安長3丁目の「みんなの庭」
住宅街の中の公共空き地ですが、以前は廃棄物があったりして、子どもを安心してあそばせることのできない広場だったそう。それが上の写真のように、ふかふかの芝生になりました。

 
中心となって作業した鳥取JC(青年会議所)の方々。まだ自治会もできていなかった地域住民と一緒に、ティフトンのポット苗を植えて育てました。
 

そして上の写真は、鳥取市立の若草学園(児童発達支援センター)。
発達支援の必要な子どもたちのための通園施設です。
転んでもケガが少ない芝生は、子どもたちに大人気だそうです。

 
そして校庭・園庭芝生化に必須なのがスプリンクラーですね。若草学園にもポップアップ式のスプリンクラーが埋設してあります。
 

上の写真は、鳥取市立川原第一小学校。2011年にポット苗方式で芝生化しました。


そして視察の最後は、鳥取方式の芝生化発祥の地です。
湖山池のほとりにある、グリーンフィールド。湖畔の自然の草を刈り払って、ティフトンを補植しています。グリーンフィールド1が21,000㎡で、2、3とさらに造成し、40,000㎡超になりました。


グリーンフィールドでやっていたイベントの出店でお昼ご飯。
こんな風に、いろんな草が混じった芝生です。

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さてお昼からは近くの鳥取大学に場所を移して、基調講演とシンポジウムが行われました。


基調講演は、味の素スタジアムやFC東京の練習場を手がけるプロのグラウンドキーパー、池田省治さん。我らがNPOファングリーンの設立当初から、無償でご協力いただいています。
わたくし事務局は、師匠と(ひそかに)呼んでおります。
テーマは「芝生×スポーツ」


そのあとはシンポジウム。
福井県敦賀市で芝生化を進める、NPO法人Club Greenの代表丸岡氏と、日本フライングディスク協会の会長で、上智大学教授の師岡先生が加わります。

一年に一度、一日中芝生にドップリ浸かれる鳥取です。



2015年10月17日土曜日

第5回鳥取方式芝生化アカデミー

平成27年10月10日(土)~11日(日)に鳥取市で行われた、第5回鳥取方式芝生化アカデミーに参加してきました。
 
 

1泊2日のNPOでの出張です。私は3回目、NPOファングリーンとしては4回目の参加です。
夕方の飛行機で、まずは前夜祭「芝生人(しばふびと)交流会」へ向かいます。

 
飛行機の時間の都合で、30分ほど遅刻して参加しましたが、各地から訪れた芝生人の熱気がすごい。

上の写真が、小田原市の加藤さん。私の知る限り、アマチュアながら日本で一番芝生化にアツイひとです。この日も、持参のスライドで市内各地の芝生化の状況を報告。さらにBGM付きのDVDまで作成して、参加者全員!に配布してくれました。

下は、翌日曜日のシンポジウムに登壇するシンポジストの面々。
左から、福井県敦賀市で校庭芝生化を進めるNPOクラブグリーンの丸岡理事長、我らNPOファングリーンの師匠でFC東京のヘッドグラウンドキーパーの池田社長、日本フライングディスク協会の会長で上智大学教授の師岡先生、鳥取方式推進者でNPOグリーンスポーツ鳥取のニールスミス理事長、そして右端の福浜さんは以前から芝生化を取材してきた日本海テレビのアナウンサーでしたが転身していまや鳥取県議会議員。

このあと、2次会まで足を運び、ホテルのフロントが閉まる寸前でチェックインしました。 アブナカッタ。

そして翌朝は8時半に鳥取県庁集合で、各所芝生化の視察に出発です。


次回のブログに続く…。

2015年10月12日月曜日

秋のオーバーシーディング


 先週10/7(水)には毎年恒例、秋の冬芝オーバーシーディングを行いました。昨年は9/29でしたから、約1週間遅れでの種まきとなりましたが、これは先々週の保育園運動会を考慮してのことです。

今年は例年のペレニアルライグラスに、インターミディエイトとアニュアルライグラスを加えて、3種混合で60g/㎡での播種を敢行しました。例年よりもかなり多めの種まきです。







スプレッダーでむらのない播種を行った後に、今年から導入された新装備「バイブロファインタイン」で、エアレーション(というよりは穴あけ)と種の穴落としを行います。



 これは、昨年まで使っていたバイブロエアレーターと比べて、浅い穴をより数多く高密度で開けつつ、振動で種を穴に落としていってくれる優れものの機械で、種まきの後処理にはより効果的と感じました。これで、より多くの種が地中に落ち込み、ハトに食われることなく無事に発芽してくれることを期待です。


 播種後にはたっぷりの散水を行います。いつもはこのタイミングで施肥も行うのですが、先週施肥したばかりなので今回は見送りました。

 


9時から行った作業が終わったのが11時過ぎ、お昼前には近所の幼稚園の親子連れが三々五々集まってきて、敷物を拡げてのお弁当集会がはじまりました。



2015年10月4日日曜日

秋晴れの運動会

毎年6月に運動会をやってくれている保育園が、今年は天候が悪くて中止になってしまいました。
 
おまつりでたくさんの市民に使ってもらうのも嬉しいけど、やっぱり、子どもたちが元気に走り回っている様子はもっと嬉しいので、中止はちょっぴり残念に思っていました。
 
ところが…、うれしいことに、今年市内に開園したばかりの認可保育園が、むさしの市民公園で第1回運動会を開いてくれることになりました。
 
快晴の日曜日!半袖でも汗ばむ陽気です。
 


先週肥料を撒いたあと、比較的気温も高く、天気も良かったので、芝生の状態はかなり良くなっています。


午前中だけの3時間ほどでしたが、子どもたちと保護者と先生の笑顔がいっぱいの、すてきな運動会でした。
園庭が狭くて、運動会が開けないそうですが、ぜひ毎年使ってくださいね。

ファングリーンでは、昨日石拾いと芝刈り、今朝は早くから入念に石拾いをやって、子どもたちがハダシになっても、転んでも、ケガがないように準備しました。



このおケツがかわいかった。

昨夜は、ラグビーW杯サモア戦で深夜まで起きていて、少し眠たいわたくし事務局でしたが、イイ日曜日を過ごさせてもらいましたよ。