2019年9月17日火曜日

第9回鳥取方式芝生化アカデミー その2

9月15日(日)は、あさ8時45分に鳥取県庁集合。アカデミーの地元メンバーには県庁や市役所のかたも多いようで、毎年このように日曜日に県庁舎をあけていただいています。


スタッフはそろいのポロシャツ「芝生のある人生をはじめよう」「No Grass No Future」のロゴがあります。「芝生のない人生なんて」って訳すのかな?かっこいい。


最初の視察地は、鳥取市内の中心部にある遷喬(せんきょう)小学校の校庭。フェンスの向こうに道路を挟んで校舎があります。3年前に3,400㎡をポット苗方式で芝生化しました。

人口のドーナツ化で、中心部なのに全生徒が101人。


ポップアップ式のスプリンクラーが埋設してあります。月2~3回の芝刈りで芝生はかなりいい状態です。芝刈りは市教育委員会の委託と、PTAの予算とで行っています。


ちょっと残念な例になってしまいますが、上の写真は市立日進小学校。6年前に芝生化しております。
写真ではわかりにくいですが、肥料と水が足りず、また芝刈りの頻度が低いためにティフトンより背が高いオヒシバがかなり侵入しています。


校庭は約4,000㎡に、生徒数は267人。
市教委の委託で芝刈りを行っているそうですが、今年は入札が不調になり業者が決まらないため芝刈りができないそうです。おまけに、1台持っている自走式芝刈り機は故障中のためPTAでも芝刈りできず。
ポップアップ式スプリンクラーも調子が悪いようです。


やっぱり芝生は管理が大切です。
鳥取方式ポット苗は管理が簡単、なんてPRをしているマスコミもあります。
芝生の管理はけっして簡単ではなく、(かといって大変とも思いませんが、)継続が重要です。

さてこのつづきは「その3」で。

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