2011年3月29日火曜日

春始動!

ようやく桜の便りも聞かれ、気温も上がってきました。

NPOファングリーンが管理をしている、むさしの市民公園の芝生広場では、エアレーションとライグラスの種まきをおこないます。

以下の日程を予定しておりますので、ご見学や取材希望の方はどうぞお越しください。

その際、あらかじめご連絡をいただけますと幸いです。

連絡先:ファングリーン事務局 細窪(ほそくぼ) web.fun.green@gmail.com ====================

作業日:2011年4月5日(火)時間帯:9時頃からお昼頃まで

場所:むさしの市民公園

作業内容:バイブロエアレータによるエアレーション、種まき、肥料散布、散水ほか

作業は昨年と同様ですので、昨年のブログをご参照ください。 http://fungreen.blogspot.com/2010/04/blog-post_07.html

2011年3月27日日曜日

やや緑濃く…

北風が強く吹く週末ですが、日差しは明らかに強くなっています。 先週(19日土曜日)に肥料をまき、いよいよ春の作業が始まりました。ライグラスは少しずつ確実に緑濃くなってきています。撮影角度によりますが、かなり緑に見えませんか?    
    

散水が終わった芝生の上では、親子連れが遊んでいます。   


来週はいよいよ、エアレーションと種まきをおこないます。

2011年3月18日金曜日

大震災から一夜明けたむさしの市民公園

都心から自宅まで20km弱の距離を「帰宅難民」として歩いた翌日土曜日の午後は、武蔵野市NPO助成金の使途に関する活動報告会が予定されていました。が、さすがにあの大地震の翌日では、来れない団体さんもいくつかおられて、審査委員の方も来られないとのことで、報告会は急遽中止となりました。担当係の方はしきりに恐縮されておられましたが、妥当な判断だと思いますし、来られない団体さんも無理ないことと思います。

せっかく市役所まで足を運びましたので、お隣のむさしの市民公園まで様子を見に行きますと、ここ数日の温かい気候のおかげで、だいぶ冬芝の成長が活発している模様です。ただ、このところの乾燥で、だいぶ湿り気がなくなっていましたので、散水することにしました。


これがこの日のむさしの市民公園の様子です。散水しながら、落ちている石や小枝を拾いますが、この1〜2ヶ月ほとんど芝刈りをしておらず、そのため石拾いの作業をやっていないため、かなり大きめの石まで転がっています。我々が作業をしない期間はこうも荒れてしまうものかと、自分たちの活動意義の側面を新たに発見しました。

ところどころ冬芝がはげて土が出ているところもありますが、概ね去年の同時期よりもずっと良い状態です。冬芝がすり切れてなくなってしまっていても、それ以前に植えて拡がったティフトンの匍匐系が十分に残っています。冬芝が休眠中のティフトンをしっかりと守ってくれていたおかげです。

1時間ほど散水し、スプリンクラーを片付けていると急に利用者の数が増え始めました。散水終了をお待ち頂いてしまったのでしょうか。散水中でも遠慮なく使って頂いても良かったのですが….。


 

以前から感じていたことですが、全面芝生化してから本当に親子連れの利用者の方が増えました。私たちの活動のきっかけの一つに「芝生は子ども達を元気にしてくれる」という気づきがあったのですが、芝生の上で元気になるのは、子どもだけでなく、大人も同じですね。

都心からの徒歩帰宅と、見通しの立たない震災被害状況とで疲れ切った心と体を、芝生とそこで遊ぶ親子連れの姿に、すっかり癒して頂きました。



2011年3月16日水曜日

未曾有の大震災にあたって

3月11日の地震発生から5日が経過しましたが、未だに安心とはほど遠い状況にあります。連日、余震なのか「別の大地震」なのかよく分からない地震が続き、福島の原発の状況には本当に不安をかき立てられます。

私たち都内在住の人間も、一時的な計画停電や、食料やガソリンといった生活必需品の不足、交通の混乱といった不便はありますが、それでも被災地の方々に比べればはるかに恵まれています。家族と一緒に居られること、食べるもの飲むものがあること、入浴できること、静かで暖かい環境で眠れること、こうしたそれまで当たり前だった生活を送れることの幸福に心から感謝すると同時に、彼の地で、こうした生活が突然奪われた人々が、一日も早く平穏安心な暮らしを取り戻されることを、心より祈念いたします。

被災地の人々の不安とご苦労とは比べものになりませんが、今回私自身が置かれた状況で強く感じた事の一つに、「地域の絆の大切さ」があります。

都内の交通機関が全面ストップしたあの日、私自身はじめて、都心の勤務地から自宅まで徒歩で帰宅するという経験をしました。二人の子どものうち、下の娘を預かってもらっている保育園とは連絡がとれ、翌朝まででも保護してくれるということで安心しましたが、小学4年生の息子の消息がつかめません。学校と連絡をとると「防災頭巾をかぶらせて帰宅させました(!)」とのことでしたが、自宅にも近隣の心当たりのお宅にも居らず、安否がわかりません。

不安に駆られながら約5時間かけてたどり着くと、学童つながりで親同士もおつきあいのあった地域の知人宅に保護して頂いているとの置き手紙が、自宅と娘の保育園との両方に残してありました。「あそこの家は子ども一人で残されているはず」と自宅まで様子を見に来てくれて、そのまま保護して温かい食事と居場所を提供してくれた「地域の絆」に心から感謝すると当時に、こうした日頃からの地域づきあいの大切さを改めて痛感しました。

芝生を通じて子ども達の健全育成や地域活性化を図る私たちのNPOが、今回の被災地の方々のために出来ることはほとんどないかもしれません。でもそのような「地域の絆」のきっかけづくりには、多少ともお役に立てるのではないかと自負しています。また、公園やグラウンドが避難場所となったときに、土のグラウンドよりも芝生の方がはるかにストレスの少ない環境になる、ということも言えると思います。

今この時、大変な苦難の下に置かれた人々のことを思うと、このようなことを思うのは不謹慎のような気もしますが、私たちファングリーンの活動を「防災」という切り口から見ると、そんな意味もありうるのかなと考えてみました。

2011年3月15日火曜日

NPOファングリーン業務について

平素より特定非営利活動法人ファングリーンの活動についてご理解・ご協力を賜りありがとうございます。
3月11日に発生しました東北関東大震災で被害に遭われたかたがたに、心よりお見舞い申し上げます。また一名でも多くの命が救助されますことをお祈りいたします。

当法人の活動につきましては、関係各位にご迷惑をおかけしないように配慮いたす所存です。しかしながら、専従の職員がおらず、代表理事やわたくし事務局も平日日中は他業務をいたしております関係で、お問い合わせなどについての遅延が発生する可能性があります。
まことに申し訳ありませんが、ご配慮いただけますようお願いいたします。

2011年3月8日火曜日

パソコンクラッシュ!

更新の時間があいてしまいました…。
事務局のパソコンが突如クラッシュです。

まったく問題なく動いていた、購入後ちょうど6年のWindowsXP機でした。
突然電源が落ちて、そのまま入らなくなりました。どうやらマザーボードが逝ってしまったようです。
内蔵HDDだけは、とりだして読めるようになったのでNPO活動への被害はほとんどなし。

修理費が高くつきそうなので、新しいパソコンを購入することにしましたが、急な出費は痛いです。
NPO活動費に余裕があれば買ってもらおうかと思いましたが、NPOの会計にキッパリ断られました(笑)。
自分のお小遣いから買うことにします。

みなさんも、今さっきまでまったくトラブルが無いからといって安心せず、きちんとバックアップを獲っておくことをお勧めいたしますデス。