2016年4月10日日曜日

春恒例の作業

美しい青空です。桜は満開ながらも、薄曇りの肌寒い日が続いていた4月上旬でしたが、ようやくからりと晴れ上がった 今週水曜日、毎年恒例、さくら祭り後のエアレーション作業、春のオーバーシード作業を行いました。


さくら祭り後の市民公園芝生広場の様子です。今回は設営撤去担当の業者さんが大変よく配慮して下さったので、昨年秋に発芽した冬芝の緑がこれだけ復活しています。




 毎年お世話になっています、栗芝さんのバイブロエアレーターです。今年は最後尾にローラーユニットが追加されています。 

 こんなカンジで深さ数センチの穴を開けつつ、地表の土を揺さぶり、土壌の通気性を高め、根が入りやすくしてくれます。この後に撒く種も、これらの穴に落ちることで、鳩たちの食害を免れ、より確実に発芽成長してくれることが期待出来ます。


 公園全体の様子です。上を歩くと、エアレーション作業前とは見違えるほどに地面が柔らかくなっているのが分かります。ふわふわに感じます。


無数の穴を開け、通気性を高め、ふわふわに柔らかくした土壌に冬芝の種を蒔きます。スプレッダーを使って均一に、秋蒔き冬芝の残っていない土の部分を対象に約30g/㎡の種を蒔きます。 



撒かれた種の様子です。一粒一粒、ハトどもの攻撃を免れて丈夫な芽を出してくることを願います。 



種まき後、新装備のローラーを使って転圧していきます。昨年までは乗用芝刈機を走り回らせて転圧していたものですが、こちらの方が断然高効率です。


転圧後、肥料を撒いて、さっと散水します。明日は雨の予報なのでいらないかなとも思いましたが、撒いた種と肥料を落ち着かせるためと、気持ちの上での作業の締めくくりとして、全面にささっと散水しまう。


作業終了後の様子です。待ちかねたように子どもらがサッカーを始めます。発芽までは特に養生もしません。こんなに良い季節のこんなに良い天気ですからね。


こいつらも、待ちかねたように、口コミで示し合わせたように、集まってきました。初日からこの数とは、発芽までにどれだけ喰われてしまうのか、思いやられます。



0 件のコメント: