2013年11月25日月曜日

初冬のむさしの市民公園


今週末のむさしの市民公園の様子です。例年の青空市後の様子と比べるとはるかに芝生の状態がいいです。ところどころ土が見えかけている部分もありますが、しっかりとティフトンの層が残っています。中心部分の冬芝ライグラスはだいぶすり切れていますが、ティフトン層にうずくまるようになりながらも、ちゃんと生きています。

この時期は気温も下がって冬芝もほとんど成長しないため、芝刈りをする必要もあまりないのですが、芝生周辺の落葉樹から落ちた枯れ葉がたまるた め、たまに芝刈り機を掃除機代わりにつかって落ち葉を取り払い、陽光が芝に届くようにしてやります。芝刈り機には、芝の刈りかすを吸い上げて車体後部の集草バッグに溜める機能がありますので、こういう状態で使うと掃除機代わりになるのです。




これが走行中の芝刈り機から見た景観です。芝刈り機左側は枯れ葉の吸い取り掃除済み、右側はこれからの部分です。


5分ほども走ると集草バッグはこの状態です。

枯れ葉がつもっていることによって保温性が高まったり、霜が直接芝に降りることを避けられるという利点もあるのですが、枯れ葉の下に石が転がっていると転 んだときに怪我のもとになりますし、つもった枯れ葉は意外にすべりやすいということもあります。なにより枯れ草を取り除いてやると見た目がすっき りして気持ちいいという、気分の問題もあったりして、たまにこうして掃除してやります。まあ、掃除したそばからハラハラと枯れ葉がつもっていくのですが。


掃除機かけ終わってすっきり、散水も終わってほどよくしっとり


掃除機を掛けてすっきりしたところから散水をしていくのですが、それが終わった部分では早速この公園を練習場とする少年サッカーチームFCハナロの低学年クラスの子達が練習を始めました。




実はこのチームは、ここ市民公園で毎年6月に行っているポット苗植え付け作業と、そのためのポット苗作りに、子ども達とコーチ、保護者さんが一緒に参加し てくれています。この小さなフットボーラー達はきっと知らないでしょうが、君たちの足下のふかふかの芝生は、君たちの先輩達が植えてくれた小さな苗が育っ たものなんですよ。実に素晴らしいですね。私の知る限り、武蔵野近辺の少年サッカーチームはたくさんありますが、これ以上の練習環境を持っているチームはそうないと思います(まあ広さは十分ではないし、表面はボコボコでイレギュラーすると思いますが…)。FCハナロのIコーチ、彼らに是非そのお話をし てあげて下さい。そして来年には是非また一緒に、苗の植え付けに参加して下さいね。



作業終了後、お隣武蔵野陸上競技場の芝生の様子も見てきました。こちらはこの通り、寒さにも負けず見事なグリーンを保っています。これまた素晴らしいです ね。ところどころ茶色に見えるところがありますが、土ではなくてティフトンの層です。その層にライグラスの芽がうずくまっていますので、今後シートによる 保温ケアをしっかりやってライグラスの成長を促進することで、さらに緑が濃くなっていくそうです。武蔵野陸上競技場は去年から業者が変わって、丸一年で見 違えるように状態がよくなりました。




再来週には武蔵野市内の少年サッカーチームの冬季大会決勝トーナメントがこの芝生で行われるそうです。うちの息子も去年・一昨年とこの大会に参加、ここでプレーさせてもらいましたが、今年はそのときよりもはるかに良い状態ですね。うらやましい!







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