2009年1月22日木曜日

文科省の全国体力調査結果

今朝の朝日新聞一面に、文部科学省が全国の小5と中2を対象に2008年度に一斉実施した「全国体力・運動能力・運動習慣等調査」についての記事(内容はこちらをクリック)がありました。

文部科学省の公表結果はこちらをクリック。

調査そのものや調査方法についても賛否があり、調査結果の解析についてもいろいろな見方があるようですが、事務局としてはとても興味深く読みました。

調査は握力・50m走など8項目。
そのうち、1985年度調査と比較できる4項目では、小学生で3項目、中学生はすべての項目で85年度調査を下回ったそうです。
1週間の運動時間では、「0~60分未満(1週間の合計)」と「毎日1時間以上」との二極化が指摘されています。つまり“部活動などに励む子ども”“そうでない子ども”との差が広がっているとみることができます。

記事には、「学校や自治体としての条件整備を考える必要がある」(都内ある区の教育委員会関係者)や「運動を通して友だちとのふれあいを楽しめるような環境を整えることが必要だ」(海老原修・横浜国大教授)などのコメントがありました。

批判をおそれずに言わせていただくと「校庭芝生化」ってこの“環境整備・条件整備”ですよね!
たぶん、“部活動などに励む子ども”って、たとえ校庭が土であれ砂であれアンツーカーであれ励むと思うのですね。
“そうでない子ども”を運動にみちびくのに、校庭芝生化が大きな助けになるのではないでしょうか?

芝生化活動をする先輩団体に「芝生応援団グラス・ルーター」がありますが、そこの代表幹事のN氏が「校庭芝生化はテレビゲームから子どもを取り戻す最終兵器だ」とおっしゃっていたのを思い出しました。(あれ?ちょっと文言が違うかな?ニュアンスはこうですよね?)

0 件のコメント: