2009年3月27日金曜日

総天然芝の野球場

今日の朝日新聞に、4月からプロ野球広島カープの本拠地となる新球場「MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島」の紹介記事がありました。

紹介では、「左右非対称なスタンドを持つ“大リーグ様式”」とありましたが、ファングリーン事務局的には「日本では数少ない内外野総天然芝の大リーグ様式」だと思っています!
      
ついこの前まで熱狂していたWBCを見ていて思ったのですが、大リーグ(メジャーリーグ)の球場はほとんどが内外野とも天然芝です。聞くところによると、人工芝も多く導入されていた時期もあったようですが、選手のヒザ腰に対する負担やスライディング時のケガなどから見直され、いまではほとんどが天然芝になったとか。
     
   
←WBCの決勝(日韓)戦をおこなったドジャースタジアムも、ご覧の通りのきれいな天然芝です。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
  
 
   
実は、ご存じの方はご存じなのですが、日本には内外野総天然芝の野球場は少ないのです。例えば、高校野球の総本山“阪神甲子園球場”は最近リニューアルされましたが、内野は土のまま。
このことも、全国の野球場の総天然芝化(内野外野とも)が進まない原因なのではと思います。
 

ドーム球場が増えている日本では、屋内での総天然芝化が難しいために人工芝が主流になっていますが、日本プロ野球から大リーグへ移籍した野手の多くが話しているように、人工芝と天然芝では体に対する負担が全然違います。

日本でも内野外野とも総天然芝の野球場が増えることを切に願っています。
 
 
←総天然芝のスカイマークスタジアム(旧グリーンスタジアム神戸)
出典:同上

 

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