2010年6月16日水曜日

日本芝生文化大賞

先週末は、千葉大学で日本芝草学会がありました。私は参加できませんでしたが、NPOファングリーンからも、理事が聴講に行きました。

芝草学会では、毎年「日本芝生文化大賞」を選んでおり、一昨年がJリーグの川渕三郎氏、昨年が元プロ野球の栗山英樹氏でした。今年は「甲子園球場」とのことです。(6/12朝日新聞記事)

個人的には、甲子園球場は内野が芝生じゃないので、それがスタンダードと思われているために全国の野球場の内野は土が多く、ひいては「校庭芝生化反対」理由の一つにつながっていると思っています。
少年サッカーチームは校庭芝生はウエルカムなのに、野球チームは「芝生になると、ボールがイレギュラーバウンドするし、試合球場は芝生でない」と反対するのですよね。
なので、甲子園球場が「芝生文化に貢献」しているというのは複雑な心境です。

これまた個人的で恐縮ですが、この1年、ホントに芝生文化に貢献した人は、鳥取大学の中野淳一先生NPOグリーンスポーツ鳥取のニール・スミス氏だと思っています。
かたやティフトンポット苗の植え付けによる「鳥取方式」芝生化を研究開発し、かたやNPO代表としてこれだけ普及活動をされてきているのですからね。

彼らはなんで芝生文化大賞じゃないんだろう。不思議です。

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