2008年9月4日木曜日

柏さくら幼稚園

千葉県柏市の“柏さくら幼稚園”の園庭開きにおじゃましてきました。



柏さくら幼稚園では、園庭芝生化の方法として、ファングリーンがむさしの市民公園で行った方法と同じ、「ポット苗方式」で約1200㎡の園庭を天然芝で覆いました。9月3日はその“園庭開き”として、関係者をご招待してイベントが開催されました。




みごとな芝生です。

園児は445名。みんな裸足で集まりました。
いい子に並んでいますね。






サッカーJリーグの柏レイソルのマスコット「レイくん」も駆けつけてくれました。大人気です(^^)/







セレモニーのあとは、ひろい園庭を思いっきり使ったあそびを行いました。柏レイソルからはコーチたちも参加して、一緒に転げ回っていましたね。







当日は大人も子どももみんな裸足でした。気持ちよさそう。






6月にポット苗を植えて、約2ヶ月半。夏休み期間をはさんだので、園児たちの生活にはほとんど影響なくすばらしい天然芝の園庭が完成しました。

果たしてそのコストは…。
芝生って高いとお思いではありませんか?
金額を記載するのははばかられるのですが、おそらく皆さんがお考えの額とひと桁違います。
ボランティアで苗植やポット苗作り・水まきなどを手伝った人件費は含まれません。
ポット苗代、肥料代、山砂代などです。

コストダウンの大きな原因のひとつは、元あった園庭の土を入れ替えていないこと。校庭芝生化というと、まず土壌改良のために元々の「ダスト舗装」をはがして土や砂を入れ替えることが一般的と言われていました。しかし、柏さくら幼稚園の園庭はその「ダスト舗装」でした。
ダスト舗装の厚みをクワで掘りポット苗を植えることによって、土の入れ替えなしで芝生化が実現したのです。

今後は定期的な芝刈りと水まき・肥料・冬芝のオーバーシーディングを行うことによって、一年中利用できる園庭となることでしょう。

天然芝は「コストが高い」「養生期間が長い」「管理が大変」って言われますけど、こんなやり方もあるんですよ。 国立競技場の芝生を作って維持するのとは違うんです。

当初からの様子は、「芝生化プロジェクト」のホームページに紹介されています。
また、当日の様子は柏レイソルのホームページもご覧下さい。

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