2009年7月29日水曜日

夏休みの自由研究にティフトンの成長日記はいかが?

昨日の夕方、仕事帰りに市民公園に立ち寄り、ポット芝の生育具合を見てきました。

7月20日の植付からほぼ1週間、植付後からほぼ連日雨が続いてくれたおかげで、散水作業いらずで助かりましたが、逆に日照不足と水はけの悪いやや凹んだ部分の根ぐされが心配でした。

公園に一歩足を踏み込むと、遠目から見た感じが明らかに(?)一週間前とは違います。

いかがでしょう。夕方なのでちょっと暗いですが、一週間前は「緑の、点?」という感じだったのが.....明らかに「何か緑が生えてる!」に変わった気がしませんか?







7月26日の記事で「匍匐茎(ほふくけい)」の話が出ましたが、ちょうど分かりやすい写真がとれましたのでこちらもご紹介します。


植え付けから1週間のティフトンポット苗です。右方向と左上方向に茎が伸びているのがお分かり頂けると思いますが、これが匍匐茎です。この茎の節々から地中に根を伸ばしながら、地上には葉を出しながら、拡がっていきます。隣りあった株から伸びた匍匐茎が幾重にも重なり合い、絡み合うように成長していくことで、クッション性の高い芝生が形成されていきます。このティフトンの茎の重なり合った層が十分に厚く密に形成出来れば、10月頃に予定している冬芝ライグラス種まき後の養生期間もそれだけ短縮することが出来ます。

この夏の間にどれだけティフトンを育てられるかが、秋以降の冬芝ライグラスの成長のためにも、来年以降の芝生にとっても、とても重要です。そのためには適切な散水と施肥、ある程度育ってからは頻繁な刈り込みが重要になります。


ところで、この植付に参加してくれた小学生の皆さん、夏休みの自由研究にこのティフトンの成長日記なんていかがでしょうか?植え付け時の写真など、ご要望があればお送りしますよ。

「芝生に関する自由研究コンテスト」なんて開催しても面白いかもしれませんね。


(植え付け直後のポット苗)

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