2010年9月2日木曜日

史上もっとも暑い夏!

昨日気象庁からプレスリリースがありましたが、今夏(6~8月)は観測史上もっとも暑い夏だったそうです。そして更に、9月の最高気温すら更新し続けています。いったいいつまで続くのか…。

そして、武蔵野市は雨がほとんど降っていません。ゲリラ豪雨すらない。記録を見ると8月12日の降雨が最後で、今日まで3週間も。
毎日サポートメンバーが散水をしていますが、天然の降雨にかなうわけもなく。ポット苗の生育に影響を及ぼしています。

以前に8月上旬まで検証してみましたが、8月末までの気象データ(アメダス:練馬)を使ってグラフを作ってみました。
まず、日平均気温ですが、なんと8月下旬は平均気温が30℃オーバーです!暑かった2007年でさえ、8月下旬は27℃台に下がりましたからまさに異常。

次は降水量です。先にも述べましたが、8月中~下旬の降水はほとんどゼロ。ちょうど台風シーズンに入るので、2008~9年ではグンと降水量が増えているのがわかります。

降水量に反比例的に対応するのが日照時間。8月下旬は日平均が10時間オーバーです。この時期、日の出から日の入りまでがだいたい13時間くらいですから、日中ほとんど影ができる程度の日が差していることになります。

そして、聞くだけで不快な気分になる言葉、「猛暑日」ですが、8月下旬は10日中9日でした。

連日のクーラーでのどをやられた人も多いのでは?
日最低気温が25℃を越えた「熱帯夜」ですが、なんと8月は熱帯夜でなかった日が2日しかありませんでした。
ご存じの方も多いかと思いますが、気温は地面から1.5mの高さの風通しの良いところで計測していますから、地面のそば、特にアスファルトの上なんかでは軽く40℃を越えていたことが推察されます。
その点、芝生の上では数℃は違うはずですが、われわれよりも身長の低い子どもたちの方が、より暑さを感じていると言えます。ベビーカーに乗せられてアスファルトの上をお散歩している赤ちゃんなんて…。かわいそうなくらいかも。
いくら太平洋高気圧が元気だからとは言っても、もう少しで(絶対に)秋風が吹き出します。秋冬の芝生の管理計画を立てる時期ですね。

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