2010年9月13日月曜日

芝生化の失敗…とは?

「いぜんに○○を芝生にしたことがあるんだけど、結局失敗しちゃったんだよね」
こんな言葉、芝生化にネガティヴなひとの口からだけではなく、少し芝生化に前向きなひとからも聞かされることがあります。

例えば、上のような写真を見てどう思いますか?いわゆる「雑草」(ここではオヒシバ)が大人の膝下くらいまで繁茂してしまって、もはや虫取りの子ども以外、誰も入ろうとしない“雑草地”です。
      

じつは、ここは昔は芝生を植えてあったそうな。
こういう光景を見て、ひとは「芝生って結局失敗するんだよね」って言うんですよね。
ファングリーンのホームグラウンドにほど近い、「都立武蔵野中央公園」内にある、武蔵野市が管理する“スポーツ広場”の片隅(約250㎡)です。    
    
おそらく年に2~3回の草刈りしかやらず、肥料もまかず…、とほうっておかれた結果です。これでは、スポーツの休憩などにも使えませんね。実際みんなよけて通ってました。
  
でも、上の写真のように草をかき分けてみると…。私は不勉強なので、芝種をハッキリ申し上げることができませんが、市民公園のティフトンの仲間(バミューダグラス)がしっかり残ってます。
これで、丈の長い雑草を刈ってやれば、この芝生にも日がしっかり当たって、ちゃんと伸びてくれるんです。市民公園で実証済みなので強く言えますが、週2回の芝刈りでちゃんと「芝生地」に変貌するんですよ。
単に維持管理をやめてしまっただけで、これで「芝生化の失敗」と言われてしまうんですね。
    
そしてその向こうは、わが子たちのラグビーのホームグラウンドです。
いわゆる“ダスト舗装”のスポーツ広場。おまけに、砂が飛びにくいように、粒径の大きな砂に入れ替えたようで、膝にめり込むと痛いそうです。
     
私は(保護者としてはまことに申し訳ありませんが)自分の体が大事なので、ここでラグビーをやりたくありません。また、自分の娘に「お父さん、ころぶと痛いからラグビーやめたい」と言われたときには…言葉がありません。 
      
このスポーツ広場と都立武蔵野中央公園のことは、また次回。

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